東京ガスは2016年4月から始まる電力の小売全面自由化に向け、一般消費者への
自由化に対する意識調査を行った。自由化の認知度は高い一方で、新たな小売市場に
参入する企業名の認知度などはまだ低いことが分かった。

「電力自由化についてどの程度知っているか」という質問に対して「内容まで
知っている」「言葉は知っている」と答えた人は全体の82.4%となった。
この「知っている」と答えた回答者に対し「電力自由化について、どのようなことを

知っているか」という質問をしたところ、「現在利用されている電力会社以外からも
電気を購入することが可能になり、消費者にとって購入先の選択肢が広がること」
という回答が70.2%で最多となった。

一方で、電力自由化が2016年4月からはじまることを知っているのは4割以下で、
さらに具体的に小売市場への参入を表明している事業者名を知っているのは8.7%と
1割にも満たないという結果となった。現時点では企業名などの具体的な情報の認知は
進んでいない様子だ。


[引用元:スマートジャパン 電力自由化で企業間競争が激化]

小売電気事業者の申請総数は12月4日までに176件に達していて、既に76社が登録され、
市場への参入業者はわずか1か月で1.5倍にまでに急激に増えているそうです。
商社系、燃料販売会社系、その他の業種から新たに参入した業者は、新たに小売会社として
設立した企業もありますから、その認知度が低いというのはじゅうぶん理解出来ます。

これらが、2016年4月1日から自由化されて解放される約8兆円の市場に群がる訳ですね。
参入する企業はこれからも増え続ける事が予想され、顧客の激しい奪い合いが始まります。
電気を使う側としては、少しでも安くなるなら既存の電力会社から切り替えたくなりますが、
採算が合わなくなり、突然市場から撤退などという問題が起こらないか今から心配です。

当社の様に、電気の小売り業者を紹介する立場としては、どこを勧めるか見極めが必要で、
参入業者が増え過ぎると、どの事業者がお客様に合うか選定に頭を悩ませそうです。
ある程度自社の発電所を持ち電力を確保している事業者であれば安心かもしれません。

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