2016年4月から始まる電力の小売全面自由化で注目なのが、大手通信キャリアの参入に
よるセット割引の提供だ。ソフトバンクに続いて、KDDI も「auでんき」の料金プランの
内容を明らかにした。地域や使用電力量を問わず、KDDIの携帯電話(au)ユーザー全員に
割引のメリットを訴求する特徴的なプランとなっている。

大手通信キャリアのKDDIは、電力の小売全面自由化が始まる2016年4月から電力小売市場に
参入する。これに先駆け2016年1月19日に会見を開き、電力事業のブランド名である「au
でんき」の料金プランやサービス内容について発表した。
同社の携帯電話(au)ユーザーを対象に、携帯電話と電力料金のセットで最大5%割引に
なるサービスを提供していく。2016年1月20日より利用受付登録を開始した。

大手通信キャリアでは既にソフトバンクが2016年4月からの料金プランを発表している。
携帯電話事業と同じく電力事業でもソフトバンクの競合となるKDDIだが、ソフトバンクと
は少し異なる料金プラン戦略を打ち出している。

auでんき

※「au でんきセット割」の割引率と、説明を行ったKDDI 代表取締役 執行役員 専務の石川氏

auでんきの利用者に対しては、使用電力量や電気料金をスマートフォンなどから確認できる
「auでんきアプリ」を提供する。auでんきのプランは全てスマートメーターを利用する仕
組みで、30分ごとの電力データをau側で解析し、ユーザーに対してメリットのある情報とし
て提供していく狙いだ。

auでんきアプリは日、週、月の電気料金/使用量の推移を確認できる。以前のデータと比較
することも可能だ。、こうした利用状況の推移から当月の電気利用料金の予測も可能で、こ
れはデータの蓄積量が増えるほど精度が向上していくという。あらかじめ設定した目標電気
料金を通過した場合にアプリ上からユーザーに通知を行う「でんきの使い過ぎ通知機能」も
備える。

[引用元:スマートジャパン “分かりやすさ”を全国展開、みんな安くなるKDDIの「au で~]

すでに新しい料金プランを発表しているソフトバンクとは違う、au独自のものとなっています。
「電気料金は今までと同じ」でも、携帯料金に反映したキャッシュバックやポイント付加・使用
など、電気料金ではない部分をアピールし、顧客にとってわかり易いシンプルな料金が特徴です。

顧客が求める、「料金の安さ」「契約メニューや手続きのわかりやすさ」に絞り、自由化開始に
向けて、顧客が事前準備するにあたって頭を悩ますことなく、今後、多くの事業者の参入によって
複雑化する料金プランの中から、「auでんき」を選べるようにした点は歓迎されるでしょう。

YCSでは、家庭向けの電力小売については具体的な取り組みは決まっていませんが、4月の開始
時期までには方向性を決める事になりそうです。お客様におすすめする料金プランとしては、「セ
ット割」「ポイント付加」といったものが軸になり、さらに良いプランがあればお知らせします。

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