スマートメーターとは、従来の機械式電力メーターに代わり入れ替えが進んでいる、通信機能を
備えた電力メーターのことです。電力事業者にとっては、検針のための人件費削減などの事業の
経済性向上、電力需要者にとっては、データ通信機能を使って、電気消費量を30分ごとにパソコ
ンやスマートフォンに知らせるといった新しいサービスが提供され省エネなどに役立てられます。

スマートメーターが日本全体に設置される目標時期は、2024年度末となっています。
高圧部門(工場等)については、2016年度までに全数スマートメーター化し、低圧部門(家
庭等)については、2024年度末までに導入する見込みです。スケジュールのイメージについ
ては、下の表をご確認ください。

導入計画

スマートメーターやHEMS活用により事業を展開する際、場合によっては国からの補助金を獲
得できることもあります。下図は、平成27年度予算によるHEMS補助金ですが、上手に活
用することによりビジネスを有利に展開することが可能です。

補助

[引用元:新電力ネット スマートメーターの導入計画について]

期限切れの機械式電力メーターをスマートメーターに優先的に交換しながら、今後遅くても2024年
までに全ての電力メーターが通信機能を持ってデータ取得が可能な最新のものへ変わります。

将来的には狭い地域単位での電力管理が可能になり、余剰電力の有効的な送電により季節によって起
こる、電力不足などからくる電力の使用制限や計画停電などが起こりにくくなります。
30分ごとの電力量を把握できるようになり、HEMSとの連携により電力利用に関する新しいサービ
スの登場が予想されており、ビジネスチャンスが広がり高度なエネルギー社会へと向かうでしょう。

半面、通信機能を持っているればデータのハッキングといった問題が懸念され、セキュリティの強化
など多くの課題を持っているのが現実で、データを悪用した停電などが起こらないとは言えません。
すでにスマートメーターの誤動作による検針量の誤りが起きており、解決すべき問題があります。

スマートメーターへの切替えは強制的に進められているという面があり、納得していない需要者がい
てもおかしくない状況で、多くに受け入れられより良いエネルギー社会が実現することが出来れば、
発電から送配電にいたるまでうまく融合され、理想のエネルギー社会が完成するでしょう。

新スマートグリッド