昨年末に先陣を切って電気料金を発表した東京ガスが早くも値下げを実施した。
東京電力よりも高く設定していた基本料金を同額に合わせたほか、使用量で加算する
電力量料金も引き下げる。戸建て3人家族のモデルケースでセット割引を適用すると東
京電力+ソフトバンクよりも安くなる。

東京ガスは昨年12月24日に発表した「ずっとも電気」の料金を2月1日付で改定した。
3種類の料金プランのうち、一般の家庭を対象にした「ずっとも電気1」と電力の使用
量が多い家庭や商店を対象にした「ずっとも電気2」の単価を引き下げたほか、使用量
に応じてポイントを付与するプログラムも新たに加えた。

最も多くの利用者を見込む「ずっとも電気1」の料金プランでは、月額固定の基本料金
と使用量で課金する電力量料金の両方を引き下げた。基本料金は東京電力の標準プラン
である「従量電灯B」よりも高く設定していたが、同じ金額に変更した。
電力量料金は月間の使用量が140kWh(キロワット時)を超えた場合に適用する第2段階
と350kWh超の第3段階の単価を改定した。

東京ガス電気料金
「ずっとも電気1」と「ずっとも電気2」電灯C相当)の料金改定。出典:東京ガス

東京ガスが早くも電気料金の値下げに踏み切った背景には東京電力の新プランがある。
東京電力は1月7日に4種類の料金プランを発表した。いずれも月間の使用量が多い家
庭を対象にしている。その中でも目を引くのが「プレミアムプラン」である。スマート
メーターを使って基本料金も変動させる新しい体系を採用した。

[引用元:スマートジャパン 競争激化で東京ガスが電気料金を値下げ、東京電力~]

電力量料金の第3段階の使用量に当てはまる需要者にとっては、単価で3円以上の値下げと
なり、使用量が多い家庭やお店、小さな工場などでは大きな恩恵を受けるでしょう。

独自の「パッチョポイント」で年間に1,500円相当を付与する新プログラムというのも、東京
電力+ソフトバンクに十分に対抗できるものとして注目されます。小売事業者の各社は、4月
の自由化に向けて新しいプランを発表していますが、顧客の争奪競争はますます激しくなって
おり、もうこの時期に顧客を自社のサービスに目を向けさせようと意欲的に動いています。

需要者にとっては、「安く」、「ポイントが付く」ところが小売事業者選びの主なポイントと
なると思われますが、電力を小売りする石油各社では、「ガソリンが安くなる」といったサー
ビスも出てきていて、ますます選びきれない状況になりつつあります。

小売事業者選びに迷ったときは、「ガソリンを多く使う人は石油会社系」、「携帯を多く使う
人は携帯会社系」、来年のガス自由化も視野に入れるならば、「ガスがセットで安くなるガス
会社系」といった様に、自分のライフスタイルに合った小売事業者を選ぶと良いでしょう。
もし、合わないなと思ったら、次の契約更新の際に他の事業者を選ぶ事も出来ますから、どこ
の小売事業者がメリットが大きいか、常に動向を見ながら考えることが大切です。

知っておくとメリット絶大電力・ガス自由化の話