再生可能エネルギー固定価格買取制度による太陽光(10kW以上)の買取価格が2016年
4月から一段と下げられて24円/kWとなったことで、“表面的には”産業用太陽光は下火に
なっている。しかし、その裏側では活況なビジネスが存在している。

それは、「太陽光の売却・買取ビジネス」である。ここで言う売却・買取ビジネスとは
中古の太陽光パネルのことではなく、FIT認定の権利付きのものである。

これには大きく2つある。
1つは認定を受けており、すでに着工・完工されて売電もしている太陽光設備。
例えば、
3億円で1メガの太陽光設備を作って売電しているが、短期的な資金が欲しい為に売却
したいというケースだ。買取価格にもよるが、すでに売電しているので3.5億円払って
でも買いたい企業もあるかもしれない。
あるいは、最初から売却ありきで売却目的で建設した太陽光も実は多い。

次に、2つ目。
認定を受けているがまだ着工しておらず、権利だけ保持しているケース。
認定を取ったまでは良いが資金がないとか、諸々の諸事情で着工できていないケースも
多い。こういう時には権利だけの売却になる。
これまたその認定を受けた買取価格にもよるが、買取価格が高いものであれば、プレミ
アムが付いて高値で取引されるケースがある。

いずれにせよ、このような太陽光の売却・買取ビジネスは今が旬で今後も活況になる。

[引用元:菊池功ブログ 「太陽光ビジネスの裏側にある活況ビジネスとは何か?」]

FITの買い取り価格がkW当たり24円まで下がってしまうと、産業用太陽光発電で採算を取ろう
としても建設費用の投資回収に手間取り、事業としてうまみがないものになりそうなのですが、
それを逆手に取ったとも言える「新ビジネス」が話題となっています。

それが「太陽光の売却・買取ビジネス」です。売却・買取ビジネスとは、中古の太陽光パネルの
ことではなく、FIT認定の権利付きの発電設備(または建設前のもの)を対象としています。

FITの単価が高い時期に認定を受けて設備を建設し、建設費の償却に10年、残りの10年で利益
を上げるという投資の対象になっていて、多くの企業が売電に参入したものの、何らかの理由に
より設備を売却して現金化したい事業者が出てきた訳です。

買い取る側は、FIT単価が高い時期の設備であり、実際に発電して当初の見込みより発電量が
多い設備であれば、多少高くても手に入れたい企業や個人が殺到し、プレミア価格で取り引きさ
れることもあります。売却する側は、持っている設備の価値にここで気づく事になります。

FIT認定されてすでに売電されている太陽光発電設備(産業用)の市場規模約6兆円のうち、
1~5%は売却・買取ビジネスの市場に出てくると考えられるため、ビジネス規模はなんと600~
3,000億円程度にはなるだろうと予想されているので、今後期待のビジネスになっています。

FIT認定されていても、費用の関係でまだ建設されていないものは他に14兆円程度あると
され、全体では20兆円程度の潜在的な売電市場があります。その1~5%が売買の対象になると
すれば2,000億円~1兆円という大きな規模になる為、もう一つの太陽光ビジネスと言えます。

売電し利益を上げるために申請、建設ラッシュとなった太陽光発電ですが、ここにきて「設
備そのものの売買市場」が注目され、新たな活況を見せています。
「利回り8~12%程度の安全で魅力的な投資」として大きく注目されていくことでしょう。

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