電力・ガス市場の競争状況を監視する国の委員会が全国3万人を対象に、
電力の小売自由化に関するアンケート調査を9月上旬に実施した。小売自由化の認知度は
90%を超えて、実際に契約を変更した比率も10%近くに達した。契約を変更した人のうち
89%は期待以上の満足を感じている。

電力・ガス取引監視等委員会が大規模なアンケート調査を実施した目的は、電力の小売自
由化がどのような価値を消費者に与えているかを分析するためである。沖縄を除く全国9地
域の20~69歳の男女から、合計3万人をスクリーニング調査の対象に選んだ。調査の時期は
小売自由化から5カ月を経過した9月6日~7日である。

スクリーニング調査の回答をもとに、性別と年代ごとの人口構成に合わせて1万人分を抽出
して、自由化の認知度や契約変更の状況を集計した。さらに地域ごとの契約切り替え件数に
合わせて1000人を抽出したうえで、変更手続きにかかった時間や変更後の満足度を調べた。
委員会が小売自由化後に実施した初めての調査結果には興味深い内容が多く含まれている。

満足の理由

(購入先・料金プランを変更して満足している理由。複数回答、10%以上を表示)

電力の購入先や料金プランを変更した人は、どのような点で満足しているのか。
第1の理由は当然ながら電気料金が安くなることだが、第2の理由に「電力供給が安定
している(停電などの心配がない)」を挙げている人が3割もいる。契約を変更しても
停電の発生率に差は生じないにもかかわらず、そうした不安を抱いていた人が多くいる
ことも明らかになった。

[引用元:スマートジャパン 電力の契約を変更した89%が満足、3万人を対象に~]

電力全面自由化で、低圧の需要家も電力会社を自由に選べる様になり、購入先だけでなく、
今までの電力会社で、よりお得なプランに変更する方が増えています。

予想どおり、料金が安い事が満足している理由の多くを占めています。
YCSでも、切り替えを勧めている新電力は「料金が安い」点を重視しており、ポイントが
付くなど特徴があるところはあえて避けています。

理由は、単純に料金が安くなる点を知って頂きたいからで、ポイントが付く新電力を否定
している訳ではありません。「ポイントを使う」というもうひとつの手順が面倒でないか
と思ったからで、料金が安くなるだけで十分に満足して頂けると判断したからです。

その他にも、電力供給が安定しているなどの、新電力の企業としての体力なども考慮し
需要家に切り替えを勧めています。安ければそれでいいという訳でもありませんから。

既存の電力会社に負けないくらいの安定的な企業で、しかもサービスが充実している
新電力はどこなのか、しっかりと見極めたうえで、需要家に損をさせないように電力
自由化の恩恵を最大限に受けていただけるように、これからも新電力サービスを提供
していきます。

そこが知りたい電力自由化: 自然エネルギーを選べるの?