この記事の内容(目次)
羽毛布団のカビの臭いを消す4個の方法
羽毛布団のカビの臭いが気になる事ってありませんか?
久々に出した羽毛布団がカビ臭過ぎて鼻もげる
— リア (@DJ_Lia_R) October 12, 2020
羽毛布団カビ臭だったから新しい掛け布団を買ったわけだけどさ、コインランドリーという手があったな…?
— よこ (@yurinosakuoka) December 11, 2019
一度気になり出すと眠れなくなる事も。
睡眠不足は身体の免疫機能も阻害してしまうので、「たかが羽毛布団の臭い」と思わずに早目に対処したいものです。
羽毛布団のカビの臭いを消すには、以下の4個の方法があります。
- 羽毛布団内部の空気を入れ替える
- ファブリーズなどで応急処置
- 自宅やコインランドリーで洗濯をする
- クリーニングに出す
- 打ち直しリフォームをする
羽毛布団内部の空気を入れ替える
羽毛布団は中に空気がたっぷり含まれているのが特徴。
その空気が臭っているという事も考えられます。
まず手始めに、羽毛布団を押しつぶし空気を抜いてみましょう。
その際にやり過ぎると、羽毛布団を痛めてしまう原因になるので、上から軽く手で押す程度が良いと思います。
羽毛布団内部の空気が入れ替わり、臭いが軽減される事もあります。
ファブリーズなどで応急処置
羽毛布団のカビのニオイ消しには、ファブリーズなどの消臭剤も効果があります。
しかしこれは、あくまでも応急処置だという事を知っておいてください。
消臭剤は、羽毛布団の側生地には作用しますが、カビが繁殖している肝心の内側には作用しません。
ましてや洗濯と同じ効果も望めません。
参考:東洋経済ONLINE
羽毛布団にファブリーズで清潔になる効果の有無とダニへの影響を調査報告自宅やコインランドリーで洗濯をする
臭いが染み付いてしまっている場合は、洗濯をする事が必要です。
予め、洗濯が可能な羽毛布団かどうかの確認は、必ずして下さいね。
また、洗濯後の乾燥も非常に重要です。
乾き残しは、カビやダニの原因となるので注意しましょう。
羽毛布団のコインランドリーでの洗濯失敗例と正しい丸洗い方法クリーニングに出す
羽毛布団の洗濯に自信がない方、手間を掛けたくない方は、クリーニングに出すという選択肢もあります。
持ち込むだけでなく、最近では集荷と宅配をしてくれるクリーニング業者もあります。
羽毛布団を何枚もクリーニングに出したい時や、運ぶ手段がない時は、重宝します。
打ち直しリフォームをする
これらの方法を試してみても、羽毛布団のカビの臭いが取れなかったら、諦めそうになりますよね。
それでもまだ、打ち直しリフォームをするという手段も残っています。
打ち直しリフォームとは、業者によっても方法は異なりますが、中身の羽毛を取り出して洗浄し、必要に応じて羽毛を追加する作業のこと。
馴染みがないでしょうが、新品同様に蘇り、買い替えるよりも断然安く済むのでおススメです。
カビ臭さが取れるのはもちろん、新品のようなボリュームにまで復活させられます。
羽毛布団のカビを除去する方法
カビを駆除する4つの工程
カビは、4つの工程で駆除します。
- カビの除去
(廃棄または水拭き) - カビが生えた場所の乾燥
- カビが生えた場所の消毒
(消毒用エタノール、塩化ベンザルコニウム液、次亜塩素酸ソーダ液、が有効)
(薬局で購入できます。) - 消毒した場所の乾燥
特に乾燥作業は、扇風機やドライヤーを使って念入りにしましょう。
生乾きだとカビが再発します。
重曹でカビを取る方法
カビが生えた羽毛布団を丸洗いできない場合は、重曹を使って拭き取る手段もあります。
- スプレーボトルに水300mlと重曹大さじ2を入れてよく混ぜる
- カビに直接スプレーして、3分ほど待つ。
- カビをつまみ取るように拭き取る。
- 消毒用エタノールで処置した箇所を滅菌。
- 5分待って、処置した箇所を叩くように拭き取る。
- 水でしっかり拭きあげる。
カビ除去スプレーでカビを取る方法
重曹で落ちないカビには、市販のカビ除去スプレーが効果的です。
カビ除去スプレーは、ネットショッピングで1000~2000円で販売されています。
- 目立たない箇所で色落ちしないかテスト。
- カビに直接スプレーして30分待つ。
(水拭き不要) - 一度で取り切れないカビには、数回繰り返す。
- しっかり乾燥させる。
重曹よりも、カビ除去スプレーの方が作業は楽です。
しかし、布団の側生地の中までは、カビ除去できているか確認できません。
なので、一度カビが生えてしまったら、丸洗いする事をオススメします。
羽毛布団を洗濯でカビ取りする為に必用なモノとやり方!原因や悪影響も確認しましょう羽毛布団のカビの臭いの原因
次は、羽毛布団のカビの臭い原因を確認しましょう。
布団圧縮袋に保管していた
羽毛布団を保管する時に圧縮袋を使用してしまうと、カビの原因となる事があります。
押入れスペースが確保できる便利さで人気の圧縮袋ですが、「空気がもれない=通気性が悪い」というデメリットは見落とされてます。
羽毛布団に限らず、通気性が悪いとカビの温床となります。
長期間乾燥させていなかった
いわゆる万年床。
寝ている間にかいた汗によって、羽毛布団に湿気が溜まってしまうのです。
使っていなくても、保管場所の湿度が高かったり、結露した壁や窓際に羽毛布団が置いてあると、カビが生えてしまう事があります。
羽毛布団の天日干し効果!時間や頻度とダニへの影響について洗濯してなくて汚れがそのまま
カビの菌は、汗や皮脂汚れ、ホコリ等を養分にして繁殖を続ける性質を持っています。
そのため、羽毛布団に汚れが長期間付着していると、カビが生える原因となります。
羽毛布団のカビの臭い対策
次に、羽毛布団がカビ臭くならないための、事前の対策を確認しましょう。
- こまめに乾燥させる
- 清潔に保つ
- 保管には羽毛布団専用袋を使用する
こまめに乾燥させる
カビは一般の家庭で1m3あたり1,000個が浮遊していると考えられています。
また、温度20~35℃、湿度70%以上で増殖しやすい性質があります。。
(参考:アレルギーポータル)
カビが生息しているとは言え、過度に怖がる必要はありません。
増殖する環境にならないように、羽毛布団をこまめに乾燥させれば良いだけです。
羽毛布団を乾燥させる方法には、外干し・自宅の乾燥機・コインランドリーの乾燥機・布団乾燥機などがあります。
清潔に保つ
羽毛布団や保管場所を、清潔に保つ事も重要です。
皮脂汚れが付いてもすぐに洗えるように、布団カバーを利用しましょう。
羽毛布団を保管しておく場合は、押し入れなどの保管場所の湿度にも気をつけて下さい。
スノコを使って、空気が通りを良くしたり、他の荷物を詰め込み過ぎずに、しっかり空間を作ると良いですよ。
保管には羽毛布団専用袋を使用する
保管場所が無いからといって、圧縮袋を利用するのはNGです。
羽毛布団専用の収納袋があるので、これに入れて保管するのがベストです。
もちろん、袋を使わずにそのまま軽く畳むだけでも良いですよ。
羽毛布団のカビの放置は危険
毎日使用する羽毛布団のカビを放置していると危険です。
毎日少しずつ吸い込んだカビの胞子は、喘息の再発・悪化や、アレルギーの原因となります。
その症状が軽いと、風邪と勘違いして放置する可能性も高く、これも危険です。
また、カビはダニのエサになるので、カビを放置するとダニの繁殖にも繋がります。
やはり、一度カビが生えてしまったなら、カビを完全に除去するために丸洗いするのがベストです。
今回の記事でカビの原因と今後の対策が理解できたなら、一旦プロに丸洗いして貰うとスッキリしますよ。
学業、仕事、パート、育児、介護、等々で毎日が忙しいと、手間暇が掛かって緊急性のない「布団干し」や「布団の洗濯」は、ついつい後回し。
その結果、ダニやカビ、悪臭などに悩まされる事態に。
布団の宅配クリーニングは楽なんだろうけど、有料で数千円するし、家計の事を考えると贅沢に感じますね。
ですが、宅配クリーニングの利用には、大きなメリットがあるんですよ。
宅配クリーニング業者を利用する事は、企業における外部委託と同じこと。
外部委託とは、時間や労力が掛かる非効率な作業を専門業者に任せて、仕事を効率化させる手法です。
一年に一度、布団をクリーニングに出す事で、毎日忙しくても、布団の清潔レベルと快適な睡眠が保たれます。
また、布団の管理から開放される事で、時間と心に余裕も生まれます。
更に、自分でやると難しくて失敗しやすい、羽毛布団の洗濯失敗リスクも当然ありません。
その為の年間数千円の経費は、有意義な出費と言えます。
後は、布団の宅配クリーニングを、いかに賢く利用するか?ですね。
弊サイトでは特に『羽毛布団』に関して、宅配クリーニング業者のコスパを徹底比較しました。
その結果、羽毛布団の宅配クリーニングで最もコスパの良い業者は、クリーニングパンダでした。
詳細な内容は、下の記事でご確認ください。
結局どこがお得なのか?が判ります。