トランクルームでカビは生えやすい？具体的なカビ対策を4つ紹介します。

2022 8/02

2022年7月29日 2022年8月2日

読者の悩み

悩む人

・トランクルームはカビ生える？
・カビ対策の方法が知りたい！

このような悩みにお答えします。

トランクルームってカビが発生しないか知りたいですか？

もし、トランクルームに荷物を預けると「中に置いたものは大丈夫かな？」「傷んだりカビ生えたりしない？」とか心配になりますよね。

本記事では、トランクルームではカビ対策は必要なのか解説します。

トランクルームを借りることを検討しているなら、今すぐに申し込まないで下さい！」1分で読めるこのページを読んでから判断すればOKです。

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トランクルームでカビは発生する？

結論からいうとトランクルームでカビが絶対に生えないとは言えません。

トランクルームに限らずカビの元となる胞子は私たちの生活する空間に常に漂っています。

カビの発生し易い環境は一般的には気温が20～30℃、湿度60～80%と言われています。湿度が60%以下になると生育が難しくなるようです。

カビが発生するのは、下記の4つの要素がそろったときです。

栄養
水分
温度
酸素

この条件をひとつでも取り除ければトランクルーム内でカビの発生を防ぐことができるということです。

実はトランクルームは大きくわけて『屋内型』と『屋外型』の2つのタイプがあります。カビを防ぐために注意するポイントはタイプにより変わってくるので次で解説します。

屋内型トランクルームのカビ

屋内型トランクルームは、室内型トランクルームとも呼ばれており、比較的カビが発生しにくいです。

ビルや倉庫などの建物内の仕切ったスペースをレンタル提供するものでエアコンや換気扇などの空調設備が整えられていることが多いからです。

24時間365日、温度や湿度が適切に管理されている屋内型トランクルームを、借りるとカビの発生率はかなり低くなるでしょう。

屋内型のトランクルームを、借りるときには建物や設備の状態はきちんとチェックしときましょう。

老朽化した建物だと空調がきちんと機能していなかったり、雨漏りの可能もあるとカビのリスクは高くなります。

屋外型トランクルームのカビ

屋外型トランクルームは、屋外に置いたコンテナを改装した収納スペースで、カビが発生しやすいです。

なぜなら、換気口はあっても空調設備がついてないからです。つまり、カビの好む環境になりやすいということです。

しかし、屋内型に比べると費用は比較的リーズナブルです。コンテナは2段重ねたタイプのものもあり、借りるときに２階を選んだほうが安く済みます。

トランクルームでやっておくべきカビ対策

トランクルームでやっておくべきカビ対策は、以下の４つです。

収納物を壁や地面に密着させない
床にスノコを敷く
除湿剤を設置する
空気の入れ替えはこまめに行う

収納物を壁や地面に密着させない

トランクルームでのカビ対策として収納物を、壁や地面に密着させないことが大切です。

カビの発生を防ぐためには空気の通りを良くして湿気をためないことが重要だからです。その対策として保管する物の置き方を工夫する必要があります。

まずは、トランクルームの壁から10cm以上離す、スチールラックなどを活用する床にじか置きしないようにしましょう。

トランクルームの広さの制約はありますが、ぎゅうぎゅうに隙間なくものを詰めすぎないというのも大事なポイントです。

床にスノコを敷く

トランクルームでのカビ対策の王道は、床にスノコを敷くことです。特に湿気のたまりやすいコンクリート製の床の場合は有効なカビ対策になります。

「すのこ」は100均などでプラスティック製のものもありますが、ホームセンターで販売されているひのきなど木製のほうが吸湿製があるのでおすすめです。

床にスノコを置くのは簡単なので是非トランクルームに設置しましょう。

除湿剤を設置する

トランクルームを借りるなら、防カビ剤や除湿剤を設置するとカビ対策になります。

必要に応じて乾燥剤や除湿剤を設置することでカビが好む環境を排除してくれるからです。

荷物の量や部屋の広さに応じて選んでください。特に屋外型のコンテナタイプでは必須アイテムです。

空気の入れ替えはこまめに行う

トランクルームのカビ対策の基本は換気です。

定期的に換気のために扉を開けたり、保管しているものをチェックするのもカビ対策には効果的です。

屋外型のトランクルームの場合は、できるだけマメに訪れて、なるべく扉の開け閉めをする機会を作るようにしたほうがよいです。なぜなら空調設備が無いからです。

コンテナは2段重ねたタイプのものもあり、借りるときに２階を選んだほうがより乾燥しているというメリットがあります。

トランクルームに預ける前のカビ予防とは

ここからは、トランクルームに預ける前にしておきたい事前にできるカビ対策を紹介します。

収納するものの種類別でご説明します。

布団
洋服類
革製品
アウトドア製品
本、漫画
家電・精密機器

布団のカビ防止

布団をトランクルームに預ける前にやっておきたいカビ予防は、清潔にすることです。

クリーニングに出す or 洗濯機で洗う
天日干しまたは乾燥機にかける
掃除機を使ってダニの死骸やホコリなどを吸い取る
不織布などの通気性のよい布団用の袋に入れる

布団を収納する前にはクリーニングに出すか、洗濯機で洗うなどして清潔な状態にしておくのがポイントです。そして天日に干す、乾燥機にかけるなどしてよく乾燥させます。

仕上げに掃除機を使ってダニの死骸やホコリなどを吸い取っておくとベストです。汚れが落ちていないと逆にカビが増えてしまうといったことになり異臭の原因にもなったりします。

清潔にした布団を不織布などの通気性のよい布団用の袋に入れます。その際布団用の防虫・防カビ剤を一緒に入れておきます。あらかじめ防カビ効果のある圧縮袋を選ぶのもおすすめですよ。

布団圧縮袋は中の酸素を抜くので防カビ効果があると考えられます。

ただ注意点がいくつかあります。まず、羽毛布団はふっくら感や機能を損なう可能性があるので避けたほうがよいでしょう。他に布団の種類によっては向かないものもあるので、圧縮できるかどうかはあらかじめ調べておきましょう。

また、布団類は空調設備のある屋内型トランクルームが向いています。

洋服類のカビ予防

トランクルームに預ける前の事前のカビ予防はクリーニング、洗濯をすることです。

そして、しまう前によく乾燥させておきましょう。「あまり着ていないから汚れてないよね」とか思ったりしがちですが、実は目に見えなくても皮脂や汗などの汚れは付着していたりします。これがカビの元となるのです。

特に長期間使用しない場合はきちんと汚れを落としておかないと出してみたら黄ばみや黒ずみができていたり、匂いがしたりして使えないなんていう経験ありませんか？

収納するときは、衣装ケースやハンガーラックを用意しましょう。

衣装ケースの場合は防虫・防カビ剤や乾燥剤を入れて蓋をして密封します。あまりぎゅうぎゅうに詰め込まない方がよいでしょう。なぜなら服のシワや型崩れの原因になるからです。

通気性の良さや服の型崩れを防ぐためにもジャケットやシャツ類はハンガーラックに吊るすのもひとつの方法です。

この場合は防虫防カビ剤の吊るすタイプを選んでところどころに一緒に吊るすといいと思います。間隔を適度にあけて通気性を確保しましょう。服の保管も屋内型トランクルームが向いています。

革製品

トランクルームに預ける前にできる革製品のカビ予防は、基本的なお手入れはクリーナーで表面の汚れをしっかり落とし、専用の保護クリームでお手入れして保管するしかありません。

本革はとてもデリケートな素材です。動物の皮革でできているためカビが生えることもよくあります。靴やカバンは通気性のよい布袋にいれておきます。

靴はシューキーパーを入れておくといいでしょう。革のジャケットなどはお手入れ後にハンガーラックに吊るしておくといった方法をおすすめします。

保管する場所の乾燥や除湿が重要になります。しかし防カビ剤や乾燥剤は傷む原因になるので、直接触れないようにして置いてください。

除湿剤を一緒に置くのも有効です。温度や湿度に影響されやすいのでやはり屋内型が向いています。

アウトドア用品

トランクルームに預けるアウトドア用品は、汚れをしっかり落としてから収納しましょう。

キャンプ用品、海やプールなど水辺のレジャー、登山などで使用する用具などは、屋外で使うので汚れが付きやすく、水に濡れたりすることもよくあります。

使用後は汚れをよく落として乾燥させておくことが次に気持ちよく使用するためにも必要だと思います。

カビ防止にも有効です。比較的かさばるものが多いですが、温度変化には強いものが多く屋外型のトランクルーム向きと言えるでしょう。

本、漫画

トランクルームに本や漫画を預けるときのカビ予防は、ハンディモップなどでホコリを落とし、布で表面を乾拭きします。

紙製品なので吸湿しやすい上に手垢やホコリもつきがちで、カビが生えやすいです。お手入れや保管場所には注意が必要でしょう。

密封性の高いフタ付きのプラスチック容器などに防カビ剤や防湿剤と一緒に保管するのがポイントです。

できれば縦置きで、まっすぐ置くのが良いでしょう。本は重ねると下の方の本に圧力がかかってしまい、ページ同士がくっついたり、型崩れの原因となるからです。

家電・精密機器

家電・精密機器をさらに詳細に絞って説明します。

冷蔵庫、洗濯機
扇風機、加湿器
テレビ、パソコン

冷蔵庫、洗濯機

大型のものは搬入のしやすさから考えても屋外型トランクルーム向きだと言えます。

保管する時は全体のホコリをよく落として、蓋を開けて中をよく乾燥させます。

洗濯機は洗剤や柔軟剤を入れるケースを外してよく洗い乾燥させましょう。食品を入れる冷蔵庫は注意が必要です。中身を空にして、中性洗剤を使って庫内の汚れをよく落とし水ぶきします。

その後、乾拭きをしてアルコールで消毒します。扉を開けて中をよく乾燥させておきましょう。

保管する際も扉を開けて乾燥剤を中に入れておきます。

冷蔵庫は汚れが残っているとカビの原因になりますし、匂いが残りやすいので中を清潔にして乾燥させておくことが大事です。

扇風機、加湿器

扇風機を保管する前のカビ予防は、カバーと羽のほこりを落として、汚れを水ぶきや洗えるものは水洗いして汚れをよく落とします。

ホコリよけとして収納カバーで覆っておくといいでしょう。加湿器は、加湿フィルターを掃除してタンクも洗浄し、乾燥させたら購入したときの箱に入れて置きます。

これらのものは季節ものですから、トランクルームに預けられると助かりますね。

テレビ、パソコン

トランクルームに預ける際のカビ予防でテレビとパソコンを説明します。

テレビ	①外側のホコリを落とし画面、裏面は乾拭き、コードの差込口、通気口のホコリを掃除機で吸い取る	②保護パネルで画面を保護し乾燥剤とともにホコリよけのカバーを掛ける	③通常使用する状態にあわせて、立てた状態で置いておく
パソコン	①テレビ同様の手入れ	②燥剤、防虫剤とともにビニールで包んでおく	③付属物は外しておく

パソコンやテレビなどの精密機器は故障の原因になりかねないのがカビやホコリです。保管中もつかないよう気を使う必要があります。また空調設備の整った屋内型トランクルームに置くのがおすすめです。

おすすめのトランクルーム厳選3選

業界大手トランクルームランキングTOP3

1位　加瀬のレンタルボックス(加瀬倉庫)
2位　ハローストレージ
3位　キュラーズ

第1位加瀬のレンタルボックス（加瀬倉庫）

加瀬のレンタルボックス
公式サイト：https://www.kase3535.com/

加瀬のレンタルボックスは、業界2位の物件数を誇る、全国1,500箇所・70,000室を展開する日本最大級のトランクルームです。

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月額料金	月額1,000円台〜
支払い方法	口座振替　クレジットカード
収納タイプ	屋内、屋外、バイクヤード、ガレージ
店舗数(対応エリア)	全国1,500箇所・70,000室
即日利用	webで申し込みで最短翌日から利用可
24時間利用	いつでも取り出し可
セキュリティ面（室内型）	警備会社（ALSOK）による 24 時間警備を導入／全拠点 2 重ロック体制／トランクルームの施錠＋建物の入室にも専用のキー付き（※物件による）
セキュリティ面（屋外型、ガレージ）	場内灯／トランクルームの施錠
保管環境（温度/湿度）【室内型】	湿度センサーにより強制的に換気／天井も通気性の良いメッシュを搭載
保管環境（温度/湿度）【屋外型】	天井には断熱材。温度上昇は外気温度より±5℃

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第2位ハローストレージ

おすすめ
ハローストレージ
公式：https://www.hello-storage.com/

日本最大級の部屋数を誇る「ハローストレージ」は、業界最大手のトランクルームです。

店舗数1,930店舗、97,011室展開しており、業界NO,1です。「屋内、屋外、バイク」と様々な収納タイプがあってサイズも豊富です。

月額料金	月額4,000円台～
支払い方法	口座振替　クレジットカード
収納タイプ	屋内、屋外、バイク専用
店舗数(対応エリア)	全国／店舗数1,930店舗、97,011室
即日利用	通常クレカ払いなら最短利用は2日後（※即日利用は要相談）
24時間利用	いつでも取り出し可
セキュリティ面（室内型）	セコムとの24時間警備/巡回警備/防犯カメラ/二重ロック
セキュリティ面（屋外型、バイク）	場内灯設置/防犯カメラ※バイク専用「ハローバイクガレージ」は、電動シャッター/認証セキュリティ完備
保管環境（温度/湿度）【室内型】	空調のある物件もあり※店舗による
保管環境（温度/湿度）【屋外型】	コンテナの内部気温はおよそ外気温＋5度前後（※一般的な生活家電、家具であれば故障や劣化の可能性は低い環境です。）

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第3位キュラーズ (Quraz)

おすすめ
キュラーズ (Quraz)
公式サイト：https://www.quraz.com/

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「屋内型のみ」で全国の主要都市に67店舗展開。店舗スタッフが常駐しているので、困ったときは安心です。

月額料金	月額2,000円台〜
支払い方法	口座振替　銀行振込(初期費用は、現金orクレジットカード)
収納タイプ	屋内
店舗数(対応エリア)	全国主要都市　67店舗
即日利用	見学後その場で利用可
24時間利用	館内は明るく女性一人でも365日、24時間いつでも安心
セキュリティ面	建物内の施錠や防犯カメラ／スタッフが巡回／建物の入り口での入退館管理／利用中のフロアのみのエレベーター制限／利用スペース別での施錠
保管環境（温度/湿度）【室内型】	空調システム（キュラーズ・エアーコントロールシステム）を導入／カビの発生を抑制／セントラルモニタリングシステムにより遠隔操作で温度・湿度のチェック
保管環境（温度/湿度）【屋外型】	屋外タイプの取り扱いなし