【2023年最新】宅配型トランクルーム11社比較！メリット・デメリットと目的別のおすすめ業者も解説

宅配型トランクルームは、置き場のない荷物を自分だけの専用倉庫に預けられる非常に便利なサービス。発送から取出しまでスマホ1つで手続きできるから、「通常のトランクルームより重宝する」という人も少なくないんです。

• オフシーズンでしばらく着る機会がない大量の衣類
• 新居へ引っ越すまで邪魔になりがちな家具・家電
• 出番はあるけど場所を取るゴルフバッグやサーフボードなど

上記のような荷物も、宅配型トランクルームなら即座に収納！もちろん、必要な時にサクッと引き取れるので、まるで自宅の物置のような感覚で使えますよ！

今回は、そんな悩みを持つ人に向けて、多くのユーザーから人気を獲得している宅配型トランクルーム11社の基本情報やメリット・デメリットを徹底的に比べてみたいと思います。

• ハローストレージ
• Mnikura（ミニクラ）
• 宅トラ
• 加瀬倉庫/加瀬のレンタルボックス
• Quraz（キュラーズ）
• AZUKEL（アズケル）
• サマリーポケット
• dinos CLOSET service（ディノスクローゼットサービス）
• デリバリートランク
• モノオク
• エアトランク

*当記事では、荷物を運搬してもらえるトランクルームも網羅的に紹介しています。

加瀬倉庫・ハローストレージ・キュラーズはほとんどのメディアで通常のトランクルームに分類されますが、運搬オプションを用いれば手間なく快適に利用が可能です。ぜひご検討ください。

 

宅配型トランクルーム11社の比較表

ここではさっそく、宅配型トランクルーム11社の基本情報を一覧表で確認していきましょう。

*上表は税込み料金です

こうして並べてみると、各社で特徴やサービスが大きく異なっていることが分かりますね！

この後もたっぷりとメリット・デメリットなどを解説していきますが、もし詳細な情報を知りたい人は、個別の解説ページもチェックしましょう。

 

宅配型トランクルームを比較する5つのポイント

そもそも宅配型トランクルームとは、自分で倉庫へ出向かず荷物の預け入れ・取り出しが自宅で完結する仕組みを指しています。

• サービスの料金設定
• オプションの充実度
• 預けられる荷物のサイズ
• 荷物の管理体制
• サービスの対象エリア

もちろん、どれかが不足していても、決して粗悪なサービスというわけではありません。あくまでも「自分のニーズ」とマッチするかどうかの判断材料として活かしてくださいね！

サービスの料金設定

料金設定はどんなサービスを利用する際も最初に確認しておきたいポイント。ただ、宅配型トランクルームの場合は確認するべき項目がやや多いので、あらかじめきちんと把握しておいた方が良いでしょう。

月額保管料

宅配型トランクルームを利用する上で、最初に確認しておきたいのが「月額保管料」です。

「1箱あたり数百円～」「3箱で1,500円～」など設定が様々な上に、衣類やゴルフバッグ、家電といった製品ジャンルでも料金が変わりますよ！

【ミニクラのレギュラープラン】

参照：minikura.com

ただし、通常のトランクルームの相場はエリア次第。地方なら1,000円くらいで済んだとしても、首都圏に近づくほど高価になるため、「坪単価的には賃貸を借りるのとほぼ同じ」というケースも少なくないのです…。

• エリアごとに料金が変わっても良いからコンテナごと借りたい⇒通常タイプ
• 一定の料金相場で小口～家具家電単位で預けたい⇒宅配型

両者で迷った際は、上記のように使い分けると良いかもしれませんね。

*本記事で解説する「通常タイプ」は、あくまでも「運搬オプション」が使えるトランクルームを指しています。

預け入れ・取り出し料金

宅配型トランクルームを選定する際は、月額料金だけでなく「預け入れ・取り出し料金」もチェックしておいた方が良いでしょう。

【AZUKELの取り出し料金】

参照：azukel.com

そのため、取り出し料金が高い業者では、ゴルフバッグやサーフボードといった「定期的に使う製品」ではなく「当分必要ない荷物」を預けるのがおすすめ。

実際のところ、取り出し料金が割高な場合は月額料金や初期費用が安い傾向なので、むしろお得に利用できるはずですよ。

初期費用

宅配型トランクルームを借りるのであれば、ほぼ気にする必要はありませんが、通常タイプでは基本的に以下のような初期費用が発生します。

• 事務手数料
• セキュリティカード
• 倉庫整備料など

さらに、初月・翌月分の利用料も加算されれば、たとえ月額料金が5,000円程度でも数万円にまで膨れ上がってしまうでしょう…。

実は宅配型は基本的に20~30kgまでしか預けられず、高さにも決まりがあるんです。そういった制限を気にしたくない人は初期費用を支払って通常タイプを利用する価値がありそうですね！

梱包資材の費用

宅配型トランクルームを利用する時は、「梱包資材の費用」も欠かさずチェックしなければなりません。

初回預け入れ時に加えて、定期的に支払う必要があるため、たとえ数百円でも積み重なって地味に手痛いコストになるでしょう…。

一方、「ボックス」ではなく「カーゴ（かごのような容器）」プランを選べば、梱包資材費用を支払わずに済むことがあります。

プランごとの特徴をよくチェックして、無駄なく切り替えてみてくださいね！

オプションの充実度

宅配型トランクルームは、ただ荷物を保管するだけでなく、多彩なオプションサービスも提供していることがあります。

自分のニーズにマッチした業者を選ぶことで、とても快適に利用できるため、料金と同じくきちんとチェックするのがおすすめです。

一方、ここで注意しておきたいのが、荷物の撮影オプション。無料で実施してくれる業者が多数派なものの、数百円程度のコストがかかるケースもあり、そもそも写真撮影を行っていない宅配型トランクルームも存在します。

もちろん、写真がなければサービスが粗悪、というわけではありませんが、スマホやタブレットで荷物を管理したい人は、特に注意するべきポイントといえるでしょう。

預けられる荷物のサイズ・重量

ほとんどの宅配型トランクルームは、預けられる荷物のサイズ・重量に制限があります。具体的に、minikuraなどは「段ボールに入る荷物」しか預けられず、25kg以下に収めなければ受け付けてもらえません。

ちなみに、後で詳しく解説する宅トラ・アズケルなどは大型荷物にも対応しており、通常タイプのトランクルームももちろんサイズ・重量を気にする必要はありません！

あらかじめ自分が預けたい荷物の寸法などを計り、適切な業者を選んでみましょう。

荷物の管理体制

宅配型トランクルームは、各社で独自の管理体制を設けており、当然ながら荷物の品質に関わってきます！

具体的なポイントは以下の通りで、特に温度・湿度は欠かさずチェックした方が良いですよ！

• 倉庫の温度・湿度を365日一定に維持
• 倉庫の住所は完全非公開（セキュリティのため）
• 24時間の有人管理
• システムを用いたセンサー管理など

実際のところ、「温度・湿度管理は行っていない」「施錠管理のみ」といった業者も少なくありません。それ自体が悪いわけではありませんが、やはり万全の体制が整っているに越したことはないでしょう。

サービスの対象エリア

宅配型トランクルームは基本的に全国対応ですが、オプションまでそうとは限りません。たとえば、「自社配送便は関東圏内」「クリーニングの対象エリアは都内のみ」といった形で制限されているケースも多いんです！

• 宅配型：オプションの対象エリア
• 通常タイプ：自宅付近にトランクルームがあるかどうか

自宅がエリア内でなければ、そもそもサービスが使えない可能性もあるため、こちらも絶対に確認しておきたい項目ですね！

 

宅配型トランクルームおすすめ11社を徹底比較

宅配型トランクルームを選ぶ時のポイントが把握できたところで、ここからは当サイトおすすめの11社を確認していきましょう。

ハローストレージ：信頼性高し・オプションサービスも充実

参照：hello-storage

ハローストレージは全国に9万部屋以上を展開する大手トランクルーム。厳密にいうと宅配型ではありませんが、らくらく運搬サービスなどを利用すれば自宅にいても荷物を預けられますよ。

ハローストレージのメリット

• キャンペーンを使えばよりお得になる
• 支払方法が2通り用意されている
• 物件数が業界トップクラス

ハローストレージは日本全国にトランクルームを展開しており、以下3種類のキャンペーンを利用すれば、とてもお得に契約できます。

1. 契約事務手数料無料
2. 保管料3か月～半年分半額
3. 【WEB申込限定】1,000円分割引

加えて、スタンダードな「クレジットカード」だけでなく「口座振替」の2通りから支払方法が選べる点も大きな魅力。ハローストレージなら、支払い忘れを心配せず、快適に利用できるでしょう！

ハローストレージのデメリット

• オプションによって対象エリアが決まっている
• 契約時に審査が発生する
• 解約は月ごとの清算

ハローストレージは契約時に審査が発生し、「未成年」と「職を持たない人（クレジットカード払いなら可）」は残念ながら利用できません。また、解約時は日割り計算されず、基本的に月額料金が請求される点にも注意しましょう。

ハローストレージのメリットを最大限に活かすためにも、きちんとデメリットを把握しておいてくださいね。

Mnikura（ミニクラ）：小口荷物を安く長く保管したい人におすすめ

参照：minikura.com

Minikuraは、大手の寺田倉庫が運営する宅配型トランクルームであり、クリーニングを始めとする多彩なオプションも特徴的です！

一般的なシャツからハイブランド製品まで綺麗にしてもらえるため、もはやトランクルームの域を超えたクオリティといえるでしょう。

minikura（ミニクラ）のメリット

• 1年以上の保管で取り出し料金が無料になる
• キャンペーンの利用でさらに安くなる
• 日本全国で送料が変わらない

一般的な宅配型トランクルームは、配送エリアによって集荷・取り出し費用が変動しますが、minikuraは日本全国どこでも一律。しかも、1年間保管しておけば取出し料金自体が無料になるという太っ腹ぶりです！

もちろん、今後も様々なキャンペーンが期待できるため、公式サイトは定期的にチェックしておいた方が良いですよ！

minikura（ミニクラ）のデメリット

• 文書保管はテキストの説明なし
• 段ボールに入る荷物しか預けられない
• 早期取り出し費用に要注意

Minikuraは書類や書籍の保管にも対応していますが、預け入れ後は写真しかアップロードされないので、「作者」「作成日付」「書籍名」などは見た目でしか判断できません。

さらに、規定サイズの段ボールに入り切る荷物しか受け付けておらず、2ヶ月未満で取り出すと「早期取り出し料金」が加算される点に注意しましょう。

宅トラ：大型荷物にも対応の宅配型を求めるならココ

参照：takuhaitrunk

宅トラは目立ったオプションがない代わりに、荷物の保管サービスがとても充実しています。通常の段ボール（ちびトラ）とカーゴタイプ（ボックス）の2つに分かれており、宅配型でありながら大型荷物が預けられるのも人気理由の1つ。

宅トラのメリット

• 160cm以下の荷物は最短翌日取り出し
• 他社にはない専門的なオプションが便利
• 大型荷物も全国対応

宅トラは三辺合計160cm以下の荷物なら最短翌日取り出しが可能な上に、荷物の安全運搬に特化したオプションも大きなメリットです！

そして、大型荷物は保管拠点から近いエリアしか受け付けていないケースも少なくありませんが、宅トラのカバー範囲は「基本的に」日本全国。どこに住んでいても気にせず利用できますよ！

宅トラのデメリット

• 最低利用期間が6ヶ月間と長め
• 申込みから利用開始まで4週間程度
• 宅配業者の状況次第で大型荷物の対応エリアが変動

先ほど触れた通り、宅トラは大型荷物でも日本全国対応していますが、時期的な問題などでエリアが縮小されるケースがあります。また、最低利用期間が設けられており、もし契約から6ヶ月以内に解約すると半年分の利用料を支払わなければなりません。

加瀬倉庫/加瀬のレンタルボックス：低コストかつすぐ使える便利な味方

参照：kase3535

加瀬のレンタルボックスは、倉庫業界の老舗である「加瀬倉庫」が運営するトランクルーム。宅配型ではありませんが、会員限定の運搬サービスを提供しており、長年の経験で培ったノウハウを存分に発揮していますよ。

加瀬倉庫のメリット

• 運搬サービスがとても便利
• 自分で持ち込むなら契約から最短10分で利用開始
• お得キャンペーンでさらに安くなる

加瀬倉庫の運搬サービスは、広さと重さに応じて細かく料金が分かれており、ユーザーのニーズ次第で柔軟に使い分けられます。

また、自分で持ち込むのであれば契約から最短10分で利用できる点も大きなメリット。急ぎの場合はぜひ検討してみてくださいね。

*さらに広く重いプランは公式サイトを参照

加えて、加瀬のレンタルボックスでは以下のようなキャンペーンを中長期的に開催中！重ねがけもOKだから、コストを抑えたい人には大チャンスなんですよ！

1. インターネット契約で1,100円～3,300円割引
2. 保管料初月無料
3. 【物件次第】一定期間の賃料割引

加瀬倉庫のデメリット

• 基本的に内覧できない
• トランクルームによっては空調管理されていない
• エリアによって物件数にバラつきがある

加瀬倉庫は公式サイトからバーチャル内覧できますが、契約しないと倉庫の中が実際に見られない点はデメリットといえます。

そして、全国的にサービスを展開している一方、エリアによって件数にはバラつきがあり、空調設備が導入されていない物件も少なくありません。

Quraz（キュラーズ）：無料シャトルで1.6畳分の荷物を無料運搬

参照：quraz

キュラーズは、ビル一棟丸ごと改装したトランクルームを全国で67カ所も保有する大手業者です。オリコン顧客満足度は1位、ユーザー数も18万人以上と圧倒的なので、信頼性については申し分ありませんよ！

キュラーズのメリット

• 内見当日からトランクルームが使える
• 無料シャトルバスがあまりにも便利
• 初期費用が安い

キュラーズは内見直後に契約すれば、その場でトランクルームが使えるだけでなく、初期費用も「初月・翌月利用料」と「セキュリティカード代（2,530円）」のみというお手軽さ。

加えて、以下のエリアで運行しているシャトルバスは、1.6畳分の荷物を無料で運んでもらえる驚異のVIPサービス…。

キュラーズのデメリット

• 未対応エリアも意外に多い
• 月額料金はクレジットカード払い不可
• 新規申込キャンペーンは翌々月以降から適用

キュラーズは幅広いエリアでサービスを展開している一方、8割以上の物件は東京に集約されています。大阪や名古屋には3~4件しか存在しておらず、四国地方にはそもそも存在しないので、あらかじめきちんと確認した方が良いでしょう。

また、クレジットカードで支払えるのは初期費用のみであり、月額料金は「口座振替」か「銀行振込」しか受け付けてもらえません。

AZUKEL（アズケル）：コストを抑えて長期保管するならこの業者

参照：azukel

Azukelは業界最安値水準と名高い宅配型トランクルーム。初期費用ゼロ円で月額165円（税込み）から預けられるお手軽さは確かな満足度に繋がっており、ゼネラルリサーチのアンケート調査で3冠を達成しました。

azukelのメリット

• 無料オプションが豊富
• 1箱のみの取り出しでも細かく日割り清算
• 公式サイトがとにかく使いやすい

Azukelは以下のようなサービスを無料提供しており、取出し荷物のピックアップなどが行いやすい優れた公式サイトも好評となっています。

• 自社段ボール
• 預けた荷物の撮影
• 集荷手数料

さらに、保管料金はたったの1箱から細かく日割り計算。途中で取り出しても無駄なコストを支払う心配はありませんよ。

azukelのデメリット

• 取出しの配送料が発生する
• 預け入れにもコストがかかる可能性がある
• オプションサービスは少なめ

Azukelは、取り出し時に数千円の送料が発生するので、あまり出し入れし過ぎないように注意した方が良いですよ。

加えて、入庫から180日以内に取り出した場合は、「取出し送料と同額が預け入れ送料として」請求されます。少し分かりにくいかもしれませんが、要するに半年以内に取り出すとかなり高くつく、と覚えておけば問題ないでしょう。

サマリーポケット：他の追随を許さない圧倒的なオプション数

参照：pocket.sumally

サマリーポケットは、リーズナブルな保管料と豊富なオプションが魅力の宅配型トランクルーム。運営会社の株式会社サマリーはまだ実績が浅い印象ですが、寺田倉庫や三菱倉庫と提携しているので、十分信頼できますよ。

サマリーポケットのメリット

• 最大3か月分の保管料が無料
• 取り出し送料が全国一律
• 実績豊富な企業のノウハウをフル活用

サマリーポケットは、初めて利用する人に最大3か月分の保管料に相当するポイントを付与しています。すなわち、ただ登録するだけで一定期間無料になるのです！

加えて、取出し送料が日本全国どこでも一律なので、コスパに関してはまさに業界トップクラスといっても良いでしょう。

サマリーポケットのデメリット

• ヤフオク出品は手数料がかかる
• 沖縄などの一部地域は大型荷物に対応していない
• 早期取り出しのコストに要注意

サマリーポケットでは、以下のタイミングで「早期取出し料」が発生するため、荷物を取り出す際は少なくとも入庫から2ヶ月経った後に検討しましょう。

• 入庫当月：取り出し送料＋早期取出し料（保管料2か月分）
• 入庫翌月：取り出し送料＋早期取出し料（保管料1カ月分）

さらに、沖縄と一部離島は大型荷物の預け入れに対応しておらず、ヤフオク出品時に落札価格の10％が手数料として引かれるデメリットがあります。

dinos CLOSET service（ディノスクローゼットサービス）：ディノスユーザー必見

参照：dinos-closet

テレビ通販でお馴染みのディノスが運営する宅配型トランクルームであり、荷物の保管だけでなくクリーニングにも力を入れています。

先ほど触れたサマリーポケットも中々のクオリティでしたが、こちらは「匠クリーニング」というハイブランド向けのサービスも完備！

ディノスクローゼットサービスのメリット

• 深夜早朝便「Scatch！」が多忙な人におすすめ
• 全国取り出し送料一律
• 匠クリーニングでハイブランド衣類も安心

ディノスクローゼットサービスは取り出し送料が全国一律で、ハイブランド衣類に対応しているメリットもありますが、何といってもおすすめは「Schatch！」という運搬サービス。

参照：dinos-closet

上図の通り、朝8時までに手続きすれば、その日の夜に荷物が届くので、自分の予定に合わせて小まめに出し入れしたい人には、とてもマッチしたトランクルームですよ。

ディノスクローゼットサービスのデメリット

• 通販サービスのクーポンは使えない
• 早期取り出し費用が発生する
• 大型荷物は受け付けていない

ディノスクローゼットは、通販サービスのクーポンを配布しているものの、逆に「通販のクーポンは使えない」デメリットがあります。

また、段ボールに入り切らない「大型荷物」は受け付けておらず、他社と同じように早期取り出し費用が発生する点に注意しましょう。

デリバリートランク：頻繁に荷物を取り出す人におすすめの業者

参照：realtex

デリバリートランクは、個別課金と定額制に分かれた2つの料金プランが人気となっており、上手に使い分ければとてもお得に利用できます。

オプションサービスは今一つですが、最低ワンコイン以下で荷物が預けられる手軽な宅配型トランクルームなのです！

デリバリートランクのメリット

• 自分で荷物を持ち込める
• 自前の段ボールで預けられる
• キャンペーンを利用すれば1カ月無料（諸条件アリ）

ほとんどの宅配型トランクルームは、倉庫へ立ち入ることができず、配送でしか預けられません。しかし、デリバリートランクは1梱包あたり1,000円*で直接持ち込みが可能であり、もちろん本来の宅配にいつ切り替えても問題ありません。

*一回につき3,000円（3梱包）が上限

そして、自前の段ボールでも受け付けてもらえるため、梱包資材代も節約できるでしょう。

デリバリートランクのデメリット

• 解約に60日かかる
• 重量制限が20kgとやや軽め
• 基本的に空調設備を導入していない

デリバリートランクの解約申請は、手続きから60日経たなければ適用されず、重量制限も業界内ではやや軽い水準…。

また、ほとんどのトランクルームで空調設備を入れていないので、温度・湿度に敏感な荷物は控えておいた方が良いですよ！

モノオク：月額料金・初期費用をとにかく安く抑えたい人向けのシェアサービス

参照：monooq

モノオクは宅配型トランクルームというよりも、空き倉庫や自宅の余ったスペースを貸し出すマッチングプラットフォームです。

換気設備・エレベーターの有無などはまさに物件次第。中には戸建ての押し入れだけを提供しているケースもあり、ただサイトを覗くだけでも面白いですよ。

モノオクのメリット

• 3種類の運搬オプションが便利
• 日本全国に物件がある
• 初期費用が安い

モノオクのプラットフォームには、日本全国の物件がラインナップされており、以下3種類の運搬オプションを駆使して快適に荷物を預けられます。

そして、モノオクは事務手数料などの初期費用が一切発生せず、「利用料」と「10％のサービス手数料」だけで契約できるので、コストを抑えたい人はぜひ検討してみてください！

モノオクのデメリット

• 荷物を自由に取り出せない物件も多い
• 人が住んでいる家に預けることもある
• トラブルは基本的に自分で解決

モノオクはあくまでもマッチングプラットフォームとなるため、万が一トラブルが発生した際は自分でホストとやり取りしなければなりません。

また、特に注意しておきたいのが「人が住んでいる物件」です。もちろん、そこまで神経質になる必要はないものの、やはり完全なプライベート空間ではないことを気にする人も多いでしょう。

ホストが在宅している都合上、荷物を取り出したい時はスケジュールを調整しなければならないケースもあるので、契約前に問い合わせるのがおすすめですよ！

エアトランク：荷物の処分・売却・譲渡からクリーニングまで幅広く対応

参照：air-trunk.net

エアトランクは、非常にオプションが多いことに加えて、取出しと追加の預け入れが無料で行える希少なトランクルーム！倉庫の温度は10~28℃、湿度60％を常に維持しているため、荷物の品質も万全に保ってくれますよ。

エアトランクのメリット

• 取出し・預け入れが無料
• 他社のトランクルームでも集荷OK
• 3種類の問い合わせ窓口を完備

エアトランクは保管中の取出し・預け入れが無料なので、頻繁に荷物を出し入れしたい人には非常におすすめ。他社のトランクルームからも引き取ってもらえるから、業者を乗り換える時もとてもスムーズなんですよ。

さらに、以下の通り問い合わせ窓口もとっても豊富！自分の好きなタイミング・方法で悩みが相談できます！

エアトランクのデメリット

• 重量・サイズの制限がやや厳しめ
• 段ボール1箱単位では預けられない
• エリアによっては配送料がかかる

エアトランクは段ボール単位のプランを用意しておらず、「0.2畳～」からのスペースでしか借りられません。そして、預けられる荷物の重量・サイズもやや厳しいため、事前にチェックしておいた方が良いでしょう。

加えて、以下のエリア以外は荷物の取出し・預け入れで配送料が発生してしまいます。エアトランクを利用する上ではとても重要なポイントなので、こちらもしっかり押さえておいてくださいね！

 

【目的別】おすすめの宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームはとても種類が多いだけに、慣れないうちはサービスの区別がつかない人も多いでしょう…。そこでここからは、管理人おすすめの業者を目的別に解説していきたいと思います！

• 大きな荷物を宅配で預けたいならココ
• クリーニングもお願いしたい人はココ
• 長期的に安く預けたいならココ
• 倉庫からそのままヤフオク出品したいならココ
• 無料オプションが充実の通常タイプを求めるならココ

大きな荷物を宅配で預けたいならココ

ダブルベッドやソファ、大きな食器棚が預けられる宅配型トランクルームを求めているなら、ダントツで宅トラがおすすめです！

参照：takuhaitrunk

ちなみに三辺合計450cmといえば、キングサイズのマットレスも余裕で預けられちゃうので、ぜひ活用してみてくださいね！

 

クリーニングもお願いしたい人はココ

クリーニングオプション付きの宅配型トランクルームはいくつかありますが、肝心の品質を重視したいのなら「ディノスクローゼットサービス」がおすすめです。

参照：dinos-closet

トランクルーム業者でありながら、クリーニングのクオリティは専門店並！以下のパックを利用すればさらにコスパが高まりますよ！

*7か月目以降は8点パック 440 円/ 月(税込) ・12点パック 550 円/ 月(税込)が発生

 

長期的に安く預けたいならココ

当分のあいだ取り出す予定がなく、とにかくコストを抑えたいという人には、minikuraがおすすめです！

参照：minikura

税込み275円から荷物が預けられる上に、1年以上預け続けていれば「取り出し手数料がタダ」になるため、長期ユーザーはぜひ検討してみてくださいね。

 

倉庫からそのままヤフオク出品したいならココ

トランクルームからそのままヤフオク出品したいのなら、minikuraだけでなくサマリーポケットも有力候補の1つ。

参照：pocket.sumally

また、サマリーポケットはシューズリペアやゴルフバッグなどの特化プランも提供しているので、通常の荷物保管でも優秀なトランクルームなんです。

 

無料オプションが充実の通常タイプを求めるならココ

サイズが大きく、重い荷物が預けられる通常タイプのトランクルームを検討しているなら、豊富な無料オプションが使える「キュラーズ」がおすすめです。

参照：quraz.com

• 無料シャトル運搬
• スマホ宅配サポート
• 収納コンシェルジュ

加えて、ゴルフ場などの外出先へ荷物を直送し、用が済めば現地からキュラーズへ送り返せるのも大きなメリット。通常タイプと宅配型両方の利点をワンストップで味わえちゃうんです！

 

宅配型トランクルームを比較する時のよくある質問

ここからは、宅配型トランクルームを比較する時のよくある質問をチェックしていきましょう！

自分にピッタリな業者を探しだすためにも、ぜひ参考にしてください。

宅配型トランクルームを比較するポイントはなんですか？

宅配型トランクルームを比較する時は、次の5つのポイントをチェックすると良いでしょう。

• サービスの料金設定
• オプションの充実度
• 預けられる荷物のサイズ
• 荷物の管理体制
• サービスの対象エリア

特に、サービスの対象エリアは「そもそも自分が利用できるか」という大問題に直結するので、忘れずに押さえておいてくださいね。

宅配型トランクルームのおすすめはどこですか？

宅配型トランクルームは、自分の目的から探した方が効率的です！本記事では以下の5社を掲載しましたが、その他にも魅力的な業者はたくさんありますよ。

• 大きな荷物を宅配で預けたい：宅トラ
• クリーニングもお願いしたい：ディノスクローゼットサービス
• 長期的に安く預けたい：minikura
• 倉庫からそのままヤフオク出品したい：サマリーポケット
• 無料オプションが充実の通常タイプが良い：キュラーズ

宅配型トランクルームを比較する時の注意点は？

宅配型トランクルームは各社でサービスが異なっており、オプションなども大変豊富です。そのため、1つの材料だけで判断せず、様々な角度からチェックすると良いでしょう。

• 月額料金が安い→取出し料金は高くないか？
• オプションが豊富→自分の居住地は対象エリアか？

また、最低利用期間が定められているケースも多いので、余分なコストを支払わないように、しっかりチェックしておいてくださいね！

 

宅配型トランクルームのおすすめ11社比較まとめ

本記事では、宅配型トランクルームの中でも特に人気が高い11社の月額料金やオプション、メリット・デメリットを比較してきました。

宅配型トランクルームはとても種類が豊富ですが、以下のポイントに注意すれば初心者でも効率的に探しだせるでしょう。

• サービスの料金設定
• オプションの充実度
• 預けられる荷物のサイズ
• 荷物の管理体制
• サービスの対象エリア

そして、もし上手く見つけられない時は、自分の目的からアプローチしてみるのも効果的！今回見てきたおすすめ業者を参考に、スムーズにトランクルームを選んでみてくださいね。