この記事の内容(目次)
羽毛布団を圧縮して収納するデメリット
フカフカしていて厚みがあるのが特徴の羽毛布団。
使っている時は良いですが、収納する時にはかさ張ってしまいますよね。
収納が足りない・・・そんな時に圧縮袋を利用する人もいると思います。
ツイッターでもたくさんの人が、羽毛布団を圧縮袋に入れて保管していました。
羽毛布団の圧縮おわたぁ!もう冬まで出さんぞ!
— 海月親善大使 (@utau_kurage) April 15, 2022
衣替えしたし、羽毛布団は布団圧縮袋に仕舞ってしまった。
昨日、今日と半袖でなんとか頑張ってます(笑)
まさかストーブ使うとは思わなかった😅— phm202 (@yamabushi2) April 16, 2022
🤔ナルホド?厚手のハイネックと80デニールタイツしまえてなくてその辺においてあるんだけどまだ着ろってコト?!今週冬用羽毛布団圧縮してしまったばっかですが?!?!毛布出して寝ようかな…
— みな ※取引希望の方はプロカ必読 (@toki_mina) April 14, 2022
収納に余裕がないと、やはり利用してしまいますよね。
しかも、次に使うまでの約半年間圧縮するという方が多くみられました。
でもちょっと待って下さい。
羽毛布団の圧縮にはデメリットもあるのです。
ふんわり感が損なわれる
羽毛布団を長い間圧縮してしまうと、ふんわり感が損なわれてしまいます。
なぜかというと、中身のダウンボールやフェザー軸が壊れてしまうから。
軸がしっかりとしている事で、ふんわり感が保たれています。
一度それが破壊されてしまうと元に戻る事はありません。
保温性が失われる
羽毛布団を圧縮してふんわり感が無くなってしまうと、保温性も失われます。
それは、羽毛布団の内側に含まれる空気が少なくなってしまうから。
ぺしゃんこになってしまっては、その分空気を含むスペースがなくなってしまいます。
ふかふかの感触というだけでなく、保温性のためにも圧縮はしない方が良いでしょう。
側生地にダメージを与える
圧縮袋を利用して羽毛布団を圧縮すると、側生地がダメージを受けやすくなります。
なぜなら、本来生じ得ない圧縮袋と羽毛布団との摩擦が原因。
また、傷ついたダウンボールやフェザー軸などによってもダメージを受けやすくなると言われています。
側生地に傷がついてしまうと、中身の羽毛が飛び出してしまうことにも繋がります。
ちなみに、側生地に穴があいてしまったら、縫って補修する事は原則NG。
羽毛布団用のアイロン補修シートなどを利用するか、プロに任せましょう。
カビが生えるリスクがある
羽毛布団の中には、微量の湿気が残っている事が多くあります。
布団乾燥機などを使っても、完璧でない事があるのです。
その状態でビニール製の布団圧縮袋を使ってしまうと、中に湿気が籠ってしまう事になるのです。
長期間にわたってその状態のままだと、そこからカビが生える原因にもなり得ます。
羽毛布団を圧縮するという事は、そんなリスクがあるという点も念頭に置いて下さいね。
羽毛布団の失敗しない収納方法
羽毛布団の失敗しない収納方法とはどのようなものなのでしょうか。
不織布の専用ケースに入れる
通気性の確保された不織布の専用ケースに入れて保管すると安心でしょう。
更に、不織布ケースのファスナーを少し開けておく事もポイント。
より通気性が良くなります。
専用ケースに入れる前には、必ず羽毛布団を乾燥させる事。
先程も述べましたが、不織布ケースとはいえカビの原因になってしまいます。
すのこ等を利用して通気性を良くする
押入れの下にすのこを入れて通気性を良くする事も有効です。
すのこを使う事で、押入れの奥まで空気が行き渡りますよね。
また、除湿剤を併用すると安心感が増すでしょう。
収納の一番上に置く
羽毛布団の上に何かを乗せてしまうと、圧縮した時と同様に中の羽毛が潰れてしまいます。
そうすると、やはりふんわり感が無くなってしまう事に・・・。
一番上にそっと乗せるようにしましょう。
定期的に干す
使用せずに保管している間も定期的に干すようにしましょう。
ワンシーズン使わないとなると、約半年ですよね。
その間、保管したままだと押入れ内の湿気を含んで異臭やカビの原因にもなります。
押入れを締め切ったままにしておくのも良くありません。
何度も干せなくても、押入れの戸を開けて空気を循環させる事ならもう少し頻繁にできますよね。
押入れに向けて除湿機を稼働させるのも良いでしょう。
羽毛布団専用の圧縮袋を使う
圧縮をしない方が良い理由は既に紹介しました。
それでも、スペースなどの問題で圧縮したいという方もいると思います。
そんな時は、羽毛布団専用の圧縮袋を利用すると良いでしょう。
様々な種類がありますが、羽毛布団への負担を軽減させる工夫がされています。
圧縮袋から取り出して羽毛布団を使う時は、必ず一度干してからにして下さいね。
そうする事で、羽毛布団の中に籠っていた空気が入れ替えられます。
学業、仕事、パート、育児、介護、等々で毎日が忙しいと、手間暇が掛かって緊急性のない「布団干し」や「布団の洗濯」は、ついつい後回し。
その結果、ダニやカビ、悪臭などに悩まされる事態に。
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その為の年間数千円の経費は、有意義な出費と言えます。
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