バルサンは羽毛布団を敷いたままでダニ退治できるのか?

バルサンは羽毛布団のダニには効果なし!!

一般的なダニに効果的なものと言えば、“バルサン”。

とっても有名ですよね。

バルサンは、1952年に発売されて以来約70年間、常に開発され続けている製品です。

 

バルサンから出る煙の成分によって、ダニやゴキブリといった害虫を死滅させる事が出来るのですが、羽毛布団のダニへの効果は気になる所ですよね。

住居のダニと一緒に死滅させる事が出来れば、一石二鳥なのですが…。

バルサンの煙は羽毛布団にはNG

バルサンの公式サイトに以下のような記述がありました。

Q 布団、寝具類、衣類にはカバーが必要ですか?

 

A 新聞紙などでもよいので煙がかからないようにカバーをしてください。

直接肌に触れる可能性が高いものは、カバーをかけてください。

医薬品ですが、薬剤も化学物質ですので直接皮膚に付かないようにしましょう。

引用:バルサン公式サイト

 

このように、バルサンは羽毛布団には煙がかからない方が良い薬剤です。

ですから当然、羽毛布団の内部に住みついたダニには作用させる事が出来ないという事になります。

また、羽毛布団に煙がかかったとしても、羽毛布団の繊維の中にまで浸透する事はないようです。

羽毛布団は肌が直接当たるものなので、敏感肌の方は特にバルサンの煙が布団にかからないようにケアすべきでしょう。

やはり、羽毛布団のダニを退治するには乾燥機にかける事が一番効果的ですね。

バルサンの煙は皮膚にもNG

バルサンの成分が誤って皮膚に付いてしまった場合は、石けんでよく洗い流す事が必要と書いてあります。

バルサン使用中にその部屋に入る事もNG。

他にも、バルサンの煙によって火災報知機が発動してしまうケースがあるので使用時には注意したいですね。

羽毛布団をコインランドリーで乾燥のみの時間とダニへの効果について

羽毛布団のダニを自力で退治するには?

バルサンの煙は羽毛布団にNG。

ならば、自力でダニ退治するには、どうすれば良いのか?

これはもう、正攻法で行くしかありません。

①:ダニを死滅させる

まずは、ダニを死滅させます。

ダニは50℃の温度で30分間以上は生存できません。

熱でダニをやっつけようと思ったら、55℃以上の温度で30分以上加熱する必要があります。

出典:東洋経済ONLINE

 

この状況は、羽毛布団を乾燥機にかけると作れます。

おすすめはコインランドリーです。

家庭用の布団乾燥機でも55℃以上になりますが、端の方まで熱が行き渡らないので、完璧とは言えません。

この作業で、羽毛布団の中のダニを全滅させられます。

②ダニの死骸やフンを掃除機で吸い取る

ダニを全滅させたら、次はその死骸やフンを掃除機で吸い取ります。

ダニの死骸やフンなどは、ダニアレルゲンです。

羽毛布団の内部まで、100%吸い取る事を目指して、念入りに、じっくり時間を掛けて、掃除機で吸い取っていきます。

ガサツにやると側生地が痛むので、優しく作業しましょう。

③:防ダニ対策

ダニを乾燥機で死滅させて、死骸を掃除機で吸い取る。

シンプルな方法ですが、大変な作業です。

なので、日頃からケアして防ダニ対策しておくと良いです。

防ダニ対策もシンプルで、定期的に天日干して、取り込んだら掃除機を掛けるだけです。

この掃除機がけも、こまめに実践していれば、短い作業時間で済みます。

バルサン使用時に羽毛布団を敷いたままで大丈夫?

バルサン使用時に羽毛布団を敷いたままにする場合は、前述の通り必ず羽毛布団に煙がかからないようにカバーが必要です。

説明書には、カバーはビニールシートか新聞紙が良いとあります。

安全な薬剤ではあるとの事ですが、バルサンの煙は化学物質なので直接皮膚に付かない方が安心との事。

 

公式サイトを見ると、赤ちゃんや妊婦さんが過ごす部屋でも使用できるとの事なので、そこまで怖がる必要はなさそうです。

Q 赤ちゃん(乳児)がいますが、使っていいですか?

A 外出が可能な月齢に達していて(一般的には1ヶ月検診後)バルサンを使用してお部屋を密閉している間、外出できるのであれば使用頂けますが、まだお体も小さくてお肌もデリケートな時期ですので直接、お肌に触れる物(寝具、肌着など)やおもちゃ類(口に入れてしまう可能性がある物)などは、煙がかからないようにカバーをかけて下さい。

Q 妊婦です(妊婦がいます)が、使っていいですか?

A バルサンは哺乳類に対して安全性が高く、直接、お腹の赤ちゃんへ影響が及ぶような事はございませんので、ご安心下さい。

引用:バルサン公式サイト

 

ペットがいるご家庭も、同等のケアがあると安心でしょう。

ただ、もしも羽毛布団に薬剤が付いてしまったら拭き取る事が必要。

ダニの死骸もアレルギーの原因になりますので、掃除機で吸い取らなくてはなりません。

それは少し手間がかかりますよね。

 

バルサンの臭いが付いてしまう事もあるようです。

羽毛布団を移動できない場合は、作業効率という意味でも、ビニールや新聞紙でカバーをしましょう。

布団乾燥機のダニへの効果と正しい使い方について

バルサン使用時に羽毛布団はどうするのがベスト?

 

バルサン使用時に、羽毛布団はどうするのがベストなのでしょうか。

別の部屋に片付ける

そもそもバルサンは、床やじゅうたんなどの害虫を退治する事が目的です。

羽毛布団を敷いてしまっていては、その下の部分への効果が期待できませんよね。

ですから、羽毛布団は別の部屋に片付けてからバルサンを使用する方が無難です。

押し入れやクローゼットに収納する

羽毛布団を収納できる押し入れやクローゼットがある場合は、そこにしまっておく事も一つの方法です。

その際、必ず扉を閉めておく事が重要。

害ではありませんが、まともに煙が羽毛布団に付くような事は避けましょう。

バルサン中はコインランドリーへGO

バルサンを炊いている間に、コインランドリーで羽毛布団の洗濯をするという人も何人かいました。

https://twitter.com/silverfox0123/status/1444277433436278794?s=20&t=iu01BFk3Oc9u-Hdr–52uw

 

バルサンを使用する時間は、一般的なもので2~3時間。

結構長いですよね。

この数時間は部屋の中には入れないので、とても効率の良い時間の使い方ですね。

羽毛布団の天日干し効果!時間や頻度とダニへの影響について

学業、仕事、パート、育児、介護、等々で毎日が忙しいと、手間暇が掛かって緊急性のない「布団干し」や「布団の洗濯」は、ついつい後回し。

その結果、ダニやカビ、悪臭などに悩まされる事態に。

 

布団の宅配クリーニングは楽なんだろうけど、有料で数千円するし、家計の事を考えると贅沢に感じますね。

 

ですが、宅配クリーニングの利用には、大きなメリットがあるんですよ。

 

宅配クリーニング業者を利用する事は、企業における外部委託と同じこと。

外部委託とは、時間や労力が掛かる非効率な作業を専門業者に任せて、仕事を効率化させる手法です。

 

一年に一度、布団をクリーニングに出す事で、毎日忙しくても、布団の清潔レベルと快適な睡眠が保たれます。

 

また、布団の管理から開放される事で、時間と心に余裕も生まれます。

 

更に、自分でやると難しくて失敗しやすい、羽毛布団の洗濯失敗リスクも当然ありません。

 

その為の年間数千円の経費は、有意義な出費と言えます。

 

後は、布団の宅配クリーニングを、いかに賢く利用するか?ですね。

弊サイトでは特に『羽毛布団』に関して、宅配クリーニング業者のコスパを徹底比較しました。

 

その結果、羽毛布団の宅配クリーニングで最もコスパの良い業者は、クリーニングパンダでした。

クリーニングパンダ 公式HP

 

 

詳細な内容は、下の記事でご確認ください。

結局どこがお得なのか?が判ります。

宅配クリーニング16社で羽毛布団にとってのコスパを徹底比較

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