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コンテナを中古で買うメリットは?活用方法や注意点についても解説します

7月 1, 2022

コンテナは貿易やレンタルスペースなどのサービスに活用されており、基本的には専門業者向けの輸送アイテムに過ぎません。

しかし、昨今は一般消費者向けのコンテナ販売に特化した企業も増加傾向であり、日を追うごとに倉庫やガレージ、レンタルと様々な需要が高まっているのです。

そこで本記事では、「新品は高くてとても買えない」「できれば安く手に入れたい」という方に向けて、一般人にも手がだしやすい中古コンテナの相場やメリット、活用方法を解説します。

物置はもちろん、住宅へリフォームすることもできるので、自分好みの使い方を見つけ出してみてください。

コンテナの中古市場とは

コンテナの中古市場とは

ここではまず、中古コンテナ市場の特徴を確認していきます。

  • 多種多様なコンテナが手に入る
  • 輸送手配も業者任せでお手軽

手早く安価でコンテナを購入したい人は、きちんと押さえておきましょう。

多種多様なコンテナが手に入る

中古市場は一点限りの売り切り商売が基本なので、「欲しいモデルが見つからない」「結局不本意な製品しか買えない」といったトラブルも日常茶飯事。

特に自動車業界はその傾向が顕著であり、繁忙期は絶望的な品薄状態で、お目当ての車が入荷するまで何か月も待たなければならないケースもあるほどです。

一方、中古コンテナはまだまだニッチな市場なので、20ftから40ft、保冷コンテナまで多彩な種類が目白押し。自分が求める製品もすぐに見つけられるでしょう。

ここでは、具体的なラインナップを動画も交えながら確認したいと思います。

20ftドライコンテナ

20フィート/ワンウェイ

参照:ycs.co.jp

項目 外寸(内寸)
全高(mm) 2591(2393)
全幅(mm) 2438(2350)
奥行(mm) 6058(5898)
テアウェイト(kg) 2450
ペイロード(kg) 28030
マックスグロス(kg) 30480

20ftコンテナは最もスタンダードなモデルの1つであり、物置からガレージ、レンタルスペースと様々な活用方法があります。

動画で見ても分かる通り、奥行き・高さ・幅も申し分ない広さですね。

また、両脇が開くサイドオープン型や少し背が高いハイキューブなども満遍なく揃っているので、家庭用品程度なら数世帯分が詰め込めるでしょう。

ヤマシタコンテナサービスの中古コンテナ

もちろん、カラーについても豊富に取り揃えているので、自宅の雰囲気に合わせて選べますよ。

40ftドライコンテナ

blank参照:ycs.co.jp

項目 外寸(内寸)
全高(mm) 2591(2393)
全幅(mm) 2438(2350)
奥行(mm) 12192(12034)
テアウェイト(kg) 3790
ペイロード(kg) 26690
マックスグロス(kg) 30480

40ftコンテナは、20ftの倍に相当する奥行きが魅力。概算の面積で30m2ほどあるので、一般的なワンルームマンションよりも広い計算ですね。

ちなみに、気になる中の様子は意外にも板敷きとなっており、側面のスチール部分にさえ注意すれば荷物を傷つける心配もないでしょう。

blank参照:ycs.co.jp

もちろん、40ftコンテナにもハイキューブなどのバリエーションがあるため、販売会社に問い合わせて用途に合った製品を提案してもらうのもおすすめです。

10ft・12ft・16ftコンテナ

コンテナは大容量タイプだけでなく、もう少しだけコンパクトな規格も存在します。

たとえば、10ftは自宅敷地内のちょっとしたスペースに設置が可能であり、小柄でありつつ十分な量の荷物を保管できるでしょう。

【10ftコンテナ:アイボリー】

10フィート/ワンウェイコンテナ/ホワイト参照:ycs.co.jp

続いて、もう一段階大きめの12ftコンテナは下図のように広々としており、こちらも物置としてはとても優れた収納力を誇っていますよ。

実は内航用(国内の輸送)としても大変人気が高く、コスパの良さから比較的品薄になりやすいタイプでもあるのです。

【12ftコンテナ:開口部】

blank

参照:ycs.co.jp

そして、16ftコンテナともなれば、大型バイクくらいは軽々としまえる上に、以下動画のような車輪付きを購入することで、より快適に使えるでしょう。

その他にも、保冷コンテナやL字オープンなど多彩な種類がラインナップされているので、気になる人は次のリンクから実際にチェックしてみてくださいね。

輸送手配も業者任せでお手軽

コンテナを買うための資金や敷地を準備したとしても、肝心の「輸送手段」を持っていなければ自宅まで運び出せないでしょう。

しかし、コンテナ販売会社は専門業者もワンストップで手配してくれるので、自分で特別な手続きを行わずともスムーズに持ってきてくれますよ。

たとえば、上記の動画は20ftコンテナの設置風景ですが、狭い道路でも的確なハンドリングで敷地内まで運び入れていますね。

また、基本的にはコンテナが通れるだけの道路幅がなければ搬入できませんが、先ほど触れた16ftコンテナのように、組み立て式であれば対応してもらえるかもしれません。

いずれにしてもコンテナの仕様によって条件は異なるので、気になる人はあらかじめ販売会社に相談してみましょう。

コンテナを中古で買うメリット

中古コンテナ市場の概要が理解できたところで、ここからは購入するメリットを見ていきましょう。

  • ほぼ新品のコンテナが安価で手に入る
  • 希望に応じてコンテナを探してもらえる
  • 業者によってはクレジットカードも対応可

実際に販売会社へ問い合わせる前の、事前知識として把握しておいてください。

ほぼ新品のコンテナが安価で手に入る

中古コンテナと一口に言っても、個々の品質はまさに千差万別となっており、見た目に錆が目立つ古いモデルから、たった一度しか輸送に使われていない「ワンウェイコンテナ」と様々です。

【ほぼ新品のワンウェイコンテナ】

大分県中津市M様20FTハイキューブワンウェイコンテナ参照:ycs.co.jp

見た目はもちろん、シャッターの可動部分といった細かな箇所まで良質なので、「買った後に修理しないと使えない…」といった心配はまず必要ないでしょう。

そして、肝心の販売価格ももちろん新品より安価。どうしても手つかずの新造コンテナが良い、という人でなければ、圧倒的に中古の方がコスパは良さそうですね。

希望に応じてコンテナを探してもらえる

中古コンテナは一点ものとなることから、当然誰かに先を越されてしまえば目当ての製品は手に入りません。

一方、コンテナ販売会社は顧客の要望に見合うコンテナを探してくれるので、万が一売り切れていても、諦める必要はありませんよ。

希望に応じてコンテナを探してもらえる

さらに、本当に希望通りのコンテナかどうかも、ヤードへ足を運べば現物がチェックできるため、ゼロからオーダーメイドで作る新造品よりも、ずっと柔軟に対応してもらえるでしょう。

業者によってはクレジットカードも対応可

すべての販売会社で対応しているわけではありませんが、コンテナの購入代金はクレジットカードで支払うこともできます。

具体的に、60万円の20ftコンテナを36回払いに分割すれば、月々の負担は利息を含めても3万円以下。すなわち、中古自動車とさほど変わらない負担で「一般的なワンルームより大きなスペース」が買えてしまうのです。

ヤマシタコンテナサービスでもクレジットカードは利用可能となっています。

【20ftコンテナならワンルームより少し大きい空間が手に入る】

ただし、販売会社によっては、直接クレジットカードで購入するのではなく、PayPalを経由する必要があります。

したがって、分割申請は後から自分で行わなければならないため、一括で支払いたくない場合は、忘れないようにしましょう。

中古コンテナの活用方法

20'サイドオープン中古コンテナ(中柱あり)_グレー02

ここからは、中古コンテナの活用方法を3つ解説します。

  • 個人の倉庫や物置
  • 自動車のガレージ
  • コンテナで副業

購入後のイメージをより明確にするためにも、ぜひ参考にしてください

個人の倉庫や物置

コンテナは物資の輸送だけでなく、ちょっとした荷物の保管にも適しており、自宅の敷地内に設置するケースが非常に増えてきています。

20FT(HC)ワンウェイコンテナ スレートグレー設置2参照:ycs.co.jp

実際のところ、通常の生活を送っていれば活躍する場面は少ないかもしれませんが、農業を営んでいる人は肥料置き場に、家が大きく家族が多い場合はオフシーズンの衣類や家電製品をしまうスペースにピッタリ。

また、下図のような家屋にマッチするミリタリーテイストのコンテナを設置すれば、エクステリアのお洒落さも追究できますね。

リードグリーンコンテナ設置例参照:ycs.co.jp

加えて、中古コンテナにライフラインを引いて、そのまま別宅として使う事例も多いことから、今後も自宅での活用方法はさらに広がっていくでしょう。

自動車のガレージ

コンテナの収納力は「荷物」だけに留まらず、車やバイクのガレージとしても大変有用です。

具体的に、20ftコンテナとハイエースバンの寸法を比較してみましょう。

項目 20ftコンテナ内寸 ハイエース標準タイプ
全高(mm) 2393 1980
全幅(mm) 2350 1695
奥行(mm) 5898 4695

実際のところ、乗降や荷物の上げ下ろしを考えればあまりおすすめはできませんが、乗用車の中でも大きい部類のハイエースですら、20ftコンテナなら入ってしまうのです。

そして、コンテナに車やバイクを停めておけば、次のようなメリットも得られるでしょう。

  • 風雨から守れるので自動車が長持ちする
  • コンテナに鍵をかければ盗難防止になる

一方、標準仕様のコンテナ内部はかなり熱がこもりやすいため、猛暑日などは車内の温度も尋常ではないほどに上昇してしまうかもしれません。

そのため、もしガレージにするのなら、換気扇・窓といった空気が循環する設備がついているコンテナを探してみてください。

コンテナで副業

ここまでは自宅で使う方法をメインに解説してきましたが、コンテナはその収納力の高さから、レンタルスペースとしても活用されています。

コンテナで副業

したがって、コンテナと設置場所さえあれば、自分自身でレンタルスペースを開業することも可能であり、上手く軌道に乗れば毎月一定額の不労所得も得られるでしょう。

ただし、商業利用するには法的な手続きが必要となり、固定資産税がかかる可能性もあるので、詳細はコンテナ販売会社や行政窓口に問い合わせてみてください。

コンテナを中古で買う時の注意点

コンテナを中古で買う時の注意点

中古コンテナは非常にコスパが良い収納アイテムである反面、購入に際してはいくつかの注意点も存在します。

  • 製品によって傷やヘコミがある
  • 設置するための土地も必要
  • 用途によっては固定資産税がかかる

最大限効率的に活用するためにも、きちんと把握しておきましょう。

製品によって傷やヘコミがある

ワンウェイであればそこまで心配する必要はありませんが、中古コンテナの中には内航や貿易で10年程度使われてから降ろされたものも少なくありません。

製品によって傷やヘコミがある

そして、輸送途上の衝撃や雨風に長期間さらされたコンテナは、塗装剥がれに加えて傷・ヘコミ・錆が発生し、どうしても見た目の品質が低下してしまうのです。

もちろん、一般家庭で倉庫として利用する分には問題がなく、より安く手に入れたい人にはむしろ最適な選択肢の1つといえるでしょう。

ただ、「やはり綺麗な中古コンテナがほしい」という場合は、ワンウェイに絞って探すのがおすすめです。

設置するための土地も必要

コンテナはたとえ10ftであっても相応のスペースが必要となるため、設置に際しては一定規模の土地も必要となります。

【広めの駐車場に20ftコンテナを置いた様子】

中古コンテナ_ブルー参照:ycs.co.jp

しかしながら、6ftほどの特殊コンテナなら自宅敷地内に置けるので、180cm程度のスペースを確保できるのなら、検討の価値はありそうですね。

【6ft(約180cm)のコンテナを設置した例】

鹿児島県 与論島Y様6FT特殊コンテナ参照:ycs.co.jp

参考までに、コンテナの中にはさらに短尺な5フィートタイプもあることから、スペースに若干の不安がある場合でも、まずは販売会社に相談してみてくださいね。

用途によっては固定資産税がかかる

物置としてのイメージが強いコンテナですが、特定の条件を満たした場合は法的に「家屋」として分類されるケースがあり、通常の住宅と同じく「固定資産税」を納める義務が発生します。

具体的に、熊本市の税務部が設けている【家屋の要件】を確認してみましょう。

  • 外気を遮断できる(屋根と三方向の壁があること)
  • 土地に定着している(簡単に移動できるかどうか、ではなく一定期間同じ土地で使われる見込みがあるものは該当する)
  • 建物の中に人が入って活動できることに加えて、居住・作業・貯蔵・営業・保管といった用途に使える

上記を踏まえると、もし熊本市で「コンテナを倉庫代わりに置いている」場合は、固定資産税を支払う必要がでてくるので、あらかじめ評価額などを確認して、大まかなコストを算出しておくのがおすすめです。

ただし、条件の内容は自治体ごとに異なるため、詳細は役場などに問い合わせるようにしてください。

費用を抑えたいならレンタルもおすすめ

中古コンテナは、品質やサイズ次第でとてもリーズナブルに手に入りますが、中には「もっと安く保管スペースを確保した」という方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、販売会社が提供している「コンテナのリースサービス」です。

費用を抑えたいならレンタルもおすすめ

コンテナのレンタルは最短1日から契約できるだけでなく、日毎のリース料金も数百円程度と大変リーズナブル。また、所有権は販売会社のままなので、購入時のネックになりがちな固定資産税も発生しません。

一方、自分の所有物ではないため、傷や破損を日ごろから気にしなければならず、好きに改装できない点をデメリットに感じる人も多いでしょう。

もし悩んでしまう場合は、販売会社に相談すれば適切なアドバイスが得られるため、ぜひ問い合わせてみてくださいね。

まとめ

本記事では、中古コンテナ市場の特徴や購入するメリット、活用方法についても解説してきました。

  • ワンウェイコンテナなら新品同様の状態で安く手に入る
  • 物置としての収納力が高くガレージにすれば盗難対策にもなる
  • レンタルならさらにリーズナブルなコストでコンテナを持てる

コンテナは物流業界において欠かせないアイテムである一方、一般消費者にとっても大変有用な機能を持っています。特に、物置やガレージとしての利便性は年々注目度が高まっているので、「自動車を雨ざらしにしたくない」「農業に使う機材を安全に保管したい」という人は、ぜひ本記事を参考に販売会社へ問い合わせてみてください。

また、ヤマシタコンテナサービスでは、多種多様なコンテナを取り扱っており、掲載していない製品についても探すことが可能です。以下リンクをクリックして、さっそく希望に見合ったコンテナを探してみましょう。

ヤマシタコンテナサービス

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ヤマシタ コンテナサービスでは独自のルートで高品質な中古コンテナを福岡県を中心に全国に向けて販売・レンタルしています。 「こんなコンテナがほしい」「複数台のコンテナを購入したい」「輸送はどこまで大丈夫?」「設置できるか心配…」など、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。 TEL:092-980-5867

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