洗濯した羽毛布団の正しい干し方「部屋干し編」時短と注意点もチェック

洗濯した羽毛布団の正しい部屋干しの方法

羽毛布団の洗濯が終わったからといって、干し方が疎かだと今までの苦労が台無しになります。

羽毛布団の洗濯は、乾燥こそ最重要行程。

今回は、洗濯をした羽毛布団を部屋干しする方法の説明です。

1 布団干しにかける

室内では折りたたみの布団干しを利用するのが一般的です。

布団干しを置く位置は、部屋の直射日光が当たらない場所。

早く乾くので良さそうですが、太陽の光は繊細な羽毛布団にダメージを与えてしまいます。

布団干しを贅沢に使って、1枚の羽毛布団がなるべく広がるように干すと、空気に触れる面積が広くなるのでよく乾きます。

もしも布団干しを持っていないなら、ダイニングチェアなどの家具を代用して、並べた上に羽毛布団を広げる様に干すと良いですよ。

2 羽毛布団の形を整える

必ず濡れている状態で、羽毛布団の形を整えて下さい。

これを忘れて乾燥してしまうと、中の羽毛が偏ってしまう原因になります。

3 中の羽毛を手でほぐす

洗濯をした後の羽毛布団は、中の羽毛が固まってしまっている箇所があります。

全体を手で触ってみて、固まっている部分があったら、優しく解しましょう。

4 ひっくり返す

中まで完全に乾き切るまで、向きを変えたりひっくり返したりを繰り返します。

これで、一部分にだけ水分が溜まる事がなくなり、満遍なく乾かす事が出来ます。

洗濯した羽毛布団の部屋干しを時短する方法

羽毛布団が完全に乾き切るには、数日かかるのが一般的。

https://twitter.com/mikovegebiscuit/status/1132333380278767616?s=20&t=VARmLmrDViP2KfQdovj_bQ

 

あまりにも時間が掛かり、初めてだと不安にもなります。

その間、羽毛布団が使えないだけでなく、部屋に干してあると邪魔です。

また、湿ったままの時間が長いと、カビや異臭の原因にもなります。

室内のカビは、温度20℃前後、湿度60%以上で繁殖し、湿度が80%を超えると繁殖のスピードが速くなります。

引用:板橋区HP

 

そこで、時短をする工夫を紹介します。

洗濯した羽毛布団の部屋干しを時短する方法
  • 浴室乾燥機を使う
  • 扇風機の風を当てる
  • エアコンの除湿モードを使う
  • 除湿機を使う
  • 最後の手段は必殺技

浴室乾燥機を使う

もしも自宅に浴室乾燥機があるならば、利用しましょう。

普段のお洗濯だけでなく、羽毛布団の乾燥にも当然使えます。

注意点として、浴室乾燥機のフィルターに埃が付いていると、せっかく洗った羽毛布団に付着する恐れもあるので、事前にお手入れしておきましょう。

扇風機の風を当てる

扇風機の風を利用する事も効果的。

風は「微風」でOKです。

外の風よりも、ピンポイントで当たるので、乾燥時間が短縮できます。

エアコンの除湿モードを使う

エアコンの除湿モードや、梅雨時などに活躍する除湿機も大変有効です。

電気代は掛かりますが、羽毛布団の為に、少しでも早く乾燥させることに注力しましょう。

最後の手段はコインランドリー

また、最後の手段として、コインランドリーという選択肢もあります。

コインランドリーならば、有料ですが最速で乾燥させられます。

ただし、濡れて重たくなった羽毛布団を運ぶのは大変ですが。

羽毛布団をコインランドリーで乾燥のみの時間とダニへの効果について

洗濯した羽毛布団を部屋干しする時の注意点

布団干しの耐荷重をチェック

水分を含んだ羽毛布団は、とっても重たくなっています。

水を切った後に干すとはいえ、普段の洗濯物の比ではありません。

その重さに物干し竿が耐えきれるかチェックして下さい。

https://twitter.com/ayane03061/status/1489790246355046403?s=20&t=VARmLmrDViP2KfQdovj_bQ

耐荷重はクリアしていても、古いものを使っているという方は注意が必要。

突然折れてしまうと危険です。

一つの布団干しに、羽毛布団1枚ならば、負担は少なく安心でしょう。

耐荷重が分からなくて不安な時は、ダイニングチェアなどの他のもので代用するという手もあります。

臭い移りしない工夫

キッチンの近くで羽毛布団を干す時は、特に臭いに注意が必要。

お料理をした際に漂う臭いが、布団に付いてしまう事があります。

その他にも、臭いが付いてしまいそうな物を近くに置かないように気をつけましょう。

完全に乾いたか確認をする事

完全に乾かないうちに保管すると、羽毛布団だけでなく、同じ収納スペースに置かれた物にまで影響を及ぼします。

押入れ全体がカビだらけ…何て事は絶対に避けたいところ。

少しでも不安になったら、念には念を入れて長めに乾燥時間を確保すると良いですよ。

羽毛布団を洗濯でカビ取りする為に必用なモノとやり方!原因や悪影響も確認しましょう

洗濯した羽毛布団の部屋干しに失敗したら

慎重に洗濯しても、失敗する事は誰にでもあります。

失敗の仕方が、中身の偏りならば、もう一度通常の洗濯する事になります。

 

異臭がする場合は、カビ発生の可能性もあるので、酸素系漂白剤で臭い取り洗濯が適しています。

それ以前の問題で、破れて中身が出てしまった場合は、打ち直しリフォームに出すしかありません。

https://twitter.com/miho_marketer/status/1416774854989303816

もう一度洗濯する気力なんてもう無いよ!という場合は、宅配クリーニングに依頼するという手段もあります。

ただし、宅配クリーニング業者では、濡れたままの羽毛布団は基本、取扱いNGです。

なので、一度乾燥させてから依頼する事になります。

尚、もしも近所に羽毛布団を扱ってくれるクリーニング店があるならば、持ち込みすれば濡れていても大丈夫ですよ。

学業、仕事、パート、育児、介護、等々で毎日が忙しいと、手間暇が掛かって緊急性のない「布団干し」や「布団の洗濯」は、ついつい後回し。

その結果、ダニやカビ、悪臭などに悩まされる事態に。

 

布団の宅配クリーニングは楽なんだろうけど、有料で数千円するし、家計の事を考えると贅沢に感じますね。

 

ですが、宅配クリーニングの利用には、大きなメリットがあるんですよ。

 

宅配クリーニング業者を利用する事は、企業における外部委託と同じこと。

外部委託とは、時間や労力が掛かる非効率な作業を専門業者に任せて、仕事を効率化させる手法です。

 

一年に一度、布団をクリーニングに出す事で、毎日忙しくても、布団の清潔レベルと快適な睡眠が保たれます。

 

また、布団の管理から開放される事で、時間と心に余裕も生まれます。

 

更に、自分でやると難しくて失敗しやすい、羽毛布団の洗濯失敗リスクも当然ありません。

 

その為の年間数千円の経費は、有意義な出費と言えます。

 

後は、布団の宅配クリーニングを、いかに賢く利用するか?ですね。

弊サイトでは特に『羽毛布団』に関して、宅配クリーニング業者のコスパを徹底比較しました。

 

その結果、羽毛布団の宅配クリーニングで最もコスパの良い業者は、クリーニングパンダでした。

クリーニングパンダ 公式HP

 

 

詳細な内容は、下の記事でご確認ください。

結局どこがお得なのか?が判ります。

宅配クリーニング16社で羽毛布団にとってのコスパを徹底比較

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA