この記事の内容(目次)
最初はベビー布団の水通しの方法
赤ちゃんが使う布団や衣類は、新品でも水通しする事が奨励されています。
なぜなら、ホルムアルデヒドという化学物質が含まれている可能性があるから。
ホルムアルデヒドは、私たちの身近で多く使用されている化学物質です。
主な用途として、合成樹脂の製造原料、消毒剤、防腐剤、接着剤、医薬品等が挙げられます。
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質の一つです。家具や建材に使用されている接着剤に含まれるホルムアルデヒドが室内に拡散した場合、粘膜刺激やアレルギーを引き起こす可能性があります。
ホルムアルデヒドは繊維製品にも含まれており、乳幼児の衣類等については特に規制がされています。
しかしながら、ホルムアルデヒドは空気中にも発散されている可能性があり、繊維製品に吸着されやすくなっています。
そのため、乳幼児が触れる繊維製品は、新品といえども水通しが推奨されているのです。
では、どのようにして水通しをすれば良いのでしょうか。
ホルムアルデヒドは、水に溶けやすい性質を持っているため、水通しには洗剤は不要です。
念のため、ベビー布団単独で洗うようにすると良いでしょう。
主な洗い方は以下の2通りです。
洗濯機で洗う
洗濯機で洗う場合は、予め洗濯表記を確認してからにしましょう。
水洗いNGのものや、手洗いのみの物もあるので注意が必要です。
また、洗濯槽が清潔な事も確かめて下さいね。
長い間洗濯槽の掃除をしていない時などは、洗ってから水通しをしましょう。
洗濯ネットを活用すると、布団の中身が偏る事が防げます。
洗濯機の種類にもよりますが、「弱」の設定で優しく洗うと良いと思います。
脱水は普段の洗濯と同じようにしてしまうと、布団を傷める事になるので、数分ごと様子をみながら行って下さい
手洗いする
ベビー布団は大人の布団に比べて小さくて薄いので、手洗いもそれほど負担ではないと思います。
清潔なたらいや浴槽にぬるま湯を張り、その中に布団を浸けて揉み洗いして下さい。
その際、力を入れ過ぎると布団にダメージを与えてしまうので、優しく行う事がポイントです。
絞る時も同じ。
強く絞り過ぎないようにしましょう。
干す時は、中まで確実に乾燥させて下さい。
生乾きになると、異臭やカビの原因になる事も。
風通しの良いところで、なるべく速やかに乾燥させるようにしましょう。
洗濯した羽毛布団の正しい干し方「部屋干し編」時短と注意点もチェックベビー布団を自宅の洗濯機で洗う方法と手順
ベビー布団を自宅の洗濯機で洗う方法は、基本的には水通しの時と同じです。
ただ、水通しの時は新品であったため洗剤を使いませんでしたが、普段は使うようにしましょう。
赤ちゃん用の無添加の洗剤がありますので、その様な物を使うと安心です。
また、洗う前に物干し竿にかけて、埃やゴミなどを払い落すと良いでしょう。
ベビー布団の洗濯の頻度は?
赤ちゃんは汗をよくかきますし、よだれやミルクの吐き戻しなどで布団はすぐに汚れてしまいます。
ですからシーツやカバーは、洗い替えを準備するなどして出来る限り頻繁に洗う事をおススメします。
そうは言っても、布団自体はなかなか洗えるものではありません。
お天気や大人の予定にも左右されてしまいますよね。
目安は2週間に1回と言われています。
しかしながら産後は、体力気力共に余裕がない場合が多いので、これに縛られず臨機応変に出来れば良いと思います。
ベビー布団の日々のお手入れで清潔を保つ方法
布団乾燥機を使う
生まれて間もない赤ちゃんは、一日のうちのほとんどを布団の上で過ごします。
そしてその間、たくさんの汗をかいています。
ですから当然、ベビー布団には湿気が溜まりやすいのです。
外に干すのも良いですが、花粉や排気ガス、砂埃が多い時は気になりますよね。
そんな時は布団乾燥機を使う事をおススメします。
ホカホカになって気持ちが良いですし、湿気によってカビが生える事も無いでしょう。
布団乾燥機のダニへの効果と正しい使い方についてバスタオルを使う
先程、シーツやカバーを頻繁に洗うことをおススメしました。
でも赤ちゃんが汚すのは、一日に何度もある事です。
その度にシーツやカバーを洗濯するのは大変ですよね。
そんな時、シーツやカバーの上に更にバスタオルを敷いておけばそれを取り換えるだけで済みます。
バスタオルなら、ほとんどのご家庭で多めにストックしてあると思います。
手軽ですのでぜひ活用してみてください。
寝室を清潔に保つ
ベビー布団自体のお手入れというわけではありませんが、寝室を清潔に保つ事も効果的です。
換気をしたり、こまめに掃除機をかける事で、ベビー布団にダニなどの害虫が近寄る事を防ぐ事が出来ます。
学業、仕事、パート、育児、介護、等々で毎日が忙しいと、手間暇が掛かって緊急性のない「布団干し」や「布団の洗濯」は、ついつい後回し。
その結果、ダニやカビ、悪臭などに悩まされる事態に。
布団の宅配クリーニングは楽なんだろうけど、有料で数千円するし、家計の事を考えると贅沢に感じますね。
ですが、宅配クリーニングの利用には、大きなメリットがあるんですよ。
宅配クリーニング業者を利用する事は、企業における外部委託と同じこと。
外部委託とは、時間や労力が掛かる非効率な作業を専門業者に任せて、仕事を効率化させる手法です。
一年に一度、布団をクリーニングに出す事で、毎日忙しくても、布団の清潔レベルと快適な睡眠が保たれます。
また、布団の管理から開放される事で、時間と心に余裕も生まれます。
更に、自分でやると難しくて失敗しやすい、羽毛布団の洗濯失敗リスクも当然ありません。
その為の年間数千円の経費は、有意義な出費と言えます。
後は、布団の宅配クリーニングを、いかに賢く利用するか?ですね。
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その結果、羽毛布団の宅配クリーニングで最もコスパの良い業者は、クリーニングパンダでした。
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結局どこがお得なのか?が判ります。