羽毛布団を洗う頻度の見解は厚労省やクリーニング業者と口コミで違う?

羽毛布団の洗濯頻度の【結論!】

今回は羽毛布団の洗濯頻度に関して、厚生労働省や各クリーニング業者の見解と、ツイッターでの一般市民の口コミをまとめました。

先に結論をお伝えしますので、詳細な内容は、次章以降でご確認ください。

布団の洗濯頻度の見解まとめ

結論として、布団の洗濯頻度はワンシーズンに1回です。

季節の変わり目毎に、洗濯すると良いでしょう。

ただし、羽毛布団など、耐久性を考慮した場合の洗濯頻度は3~5年に1回です。

これは、洗濯で清潔になる反面、痛みも生じるから。

 

とは言え、羽毛布団も、他の布団と同じように汚れて行きます。

汚れや臭いを感じたら、早目の洗濯がオススメです。

 

汚れや臭いを感じない場合には、洗濯頻度の目安どおりで大丈夫でしょう。

注意点としては、汚れや臭いを感じなくても、布団は使っていると汚れるという事実を、忘れないようにする事。

汚れを放置すると、カビやダニの発生原因となります。

厚生労働省による布団の洗濯頻度の見解

 

布団を洗うのって、労力は必要ですが気持ちが良いものですよね。

長い間洗っていないと、ダニや汚れなどが気になると思います。

でもそう頻繁に洗ってしまうと、今度は布団が傷んでしまわないか気になってしまうのではないでしょうか。

そこで、参考にしたいのが厚生労働省による布団の洗濯頻度の見解。

厚生労働省は、『6月に1回以上』との見解を示しています。

記載があったのは厚生労働省のホームページ。

(寝具の管理)
25 寝具は、次に掲げるところにより措置すること。

《省略》

(3) 寝具は、次に掲げるところにより洗濯等を行うこと。
(1) 布団、枕、毛布及びこれに類するものは、日光消毒と十分なはたきを適切に行い、1月に1回以上、その中心部の温度をおおむね60℃30分間加熱乾燥する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法による加熱処理(暫定的処理基準とする。)を行うことが望ましいこと。
 また、布団及び枕にあっては、6月に1回以上その汚れ等を除去するため丸洗い(洗濯物に洗剤液及び水を直接吹きつけるなどして行う洗濯方法であり、もみ洗い処理工程がないものをいう。以下「布団丸洗い」という。)を行うことが望ましいこと。この場合、布団丸洗いは、前記と同様の効力を有する加熱処理工程を含めることが望ましいこと。

引用:厚生労働省ホームページ

 

「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について」というトピックスを抜粋したものですが、家庭用の寝具についても同様の事が言えるでしょう。

ちなみに布団干しは、1月に1回以上が望ましいとしています。

 

ただし、これは羽毛布団ではなく、通常の布団に関する見解。

この情報で、次に述べる布団クリーニング業者の見解の的確さが判断できます。

羽毛布団の天日干し効果!時間や頻度とダニへの影響について

布団クリーニング業者の布団の洗濯頻度の見解

ここからは、実際に毎日たくさんの布団を扱っている布団クリーニング業者の見解です。

リネット

ワンシーズン使う間に、1~2回は洗い、清潔でふわふわの肌触りを保つようにしましょう。』

https://www.futonlenet.jp/column/blanket

カジタク

羽毛布団は『 目安としては3年~5年に1回の頻度でクリーニングに出せば十分』

https://www.kajitaku.com/column/dry-cleaning/futon/3555#i-2

リナビス

『羽毛布団はデリケートなので、頻繁に洗濯するのはおすすめしません。

最適な頻度は3~5年に1回。』

敷布団の『クリーニングに出す最適な頻度は、半年に1回。

年間を通して同じ敷布団を使用している場合は、布団の入れ替えをするタイミングに合わせて、春と秋の2回に分けて出すとよいでしょう。』https://rinavis.com/blog/20211124-1

LACURI

『布団をクリーニングに出す頻度は衛生面を考慮した場合、半年~1年に1回が理想的です。

耐久性を考えるのであれば、2~3年に1度の頻度が推奨されています。』https://www.lacuri.jp/magazine/?p=160#:~:text

布団の洗濯頻度の見解は、布団クリーニング業者によって少し違いがありました。

  • 羽毛布団のように耐久性を考慮すれば、3~5年に1回が適切。
  • その他の一般的な布団は、ワンシーズンに1回程度。
  • 敷布団は半年に1回。

そして、これらの見解は、あくまでも目安です。

実際に、汚れや臭いを感じたならば、早目に洗濯するのは当然の事です。

 

ですが、寝汗の吸収や、生地の色合いで隠れた汚れは、感じ取れない事もあります。

「ワンシーズンに1回」や「半年に1回」は、そんな場合の目安になりますね。

 

更に、耐久性を考慮したい羽毛布団なども、他の布団たちと同じ様に汚れて行きます。

衛生面を重視する場合は、「3~5年に1回」という目安の情報に囚われずに、汚れや臭いを察知したら、早目に洗濯する様にしましょう。

羽毛布団クリーニングの料金が安い宅配店を調査してみました

布団の洗濯頻度の口コミツイート

厚労省と専門家の見解は分かりましたが、一般市民の布団の洗濯頻度も知りたいので、ツイッターで調査してみました。

 

布団を丸洗いした事がないとツイートしてる人は結構たくさんいました。

確かに、クリーニング店に持って行くにも労力が必要。

洋服の洗濯のように気軽には出来ません。

また、安価な布団が出回っていて、汚れたら買い替える習慣が根付いた事も、影響しているのでしょう。

布団を押し洗いする。生まれて初めて。
多分洗濯機に布団が入らないから。ぐぬぬ。頑張るぞ。今日はお天気もいいしね。#ミスid2022

— ゆきの (@ARuFasan00) January 22, 2022

 

初めて洗濯をしてみたという人の投稿もたくさん見られました。

頻繁に洗っているという人は少ない印象です。

布団の洗濯は、一度挑戦してみて成功したら、次からのハードルが低くなりますよね!

今日で6ヶ月最終日!
ピッカピカに晴れてるからベビー布団洗うよ☀️

娘が枕つまみ上げて「ちっちゃすぎて使えなーい」って言ってた😂

— めに☺︎26w🎀+2y🎀 (@omc_no2) January 31, 2022

https://twitter.com/sarada_1230/status/1487231944752447488?s=20&t=ger7878HC-3CB5b4jkMV1g

 

頻繁に布団を洗っていそうな投稿も、いくつかありました。

特に小さなお子様がいたり、ペットを飼っているご家庭は、汚れる度に洗っているので、当然、頻度は高くなりますね。

ベビー布団の洗濯手順と頻度やお手入れ方法を解説。最初は水通しから!

羽毛布団の洗濯頻度を減らす方法

羽毛布団の洗濯頻度を減らしたい場合には、正攻法しかありません。

  • こまめに羽毛布団を乾燥させる
  • こまめにシーツやカバーを交換する。

こまめに羽毛布団を乾燥させる

羽毛布団もその他の布団も、1ヶ月に1回は天日干しさせましょう。

天日干しさせる環境が自宅に無い場合は、布団乾燥機や洗濯機の乾燥機能、浴室乾燥機などの機器を使用します。

これらが一つも無い場合は、近所のコインランドリーを利用する事になります。

布団の乾燥も面倒な作業ですが、布団を洗濯するよりは遥かに楽なので、ここは頑張りましょう。

こまめにシーツやカバーを交換する。

シーツや布団カバー、ベッドパッド等を使用する事で、布団が汚れるのを抑止できます。

布団に付着する主な汚れは、汗やその他の体液の水分、皮脂、垢、髪の毛、フケ、食べ物のカスなど。

これらは、どんなに清潔にしていても、身体から出てくるものです。

そして、シーツやカバーの交換も面倒ですが、布団の洗濯と比べれば遥かに楽なので、こまめに交換しましょう。

シーツや布団カバーの洗濯頻度は?

 

東京ガスのくらし情報サイト・ウチコトでは、シーツや布団カバーは週に一度が目安だとしています。

週1回程度を目安にすると良いでしょう。

夏は週1回、冬は2週間に1回と季節によって洗濯する頻度を調整する方法もあります。

引用:東京ガスのくらし情報サイト ウチコト

 

シーツや布団カバーの主な汚れは、汗や皮脂の汚れだとされています。

長期間そのままにしておくと、黄ばんでしまったり臭いの原因になる事も…。

ですから、汗をかきやすい夏場は洗濯の頻度を増やす事が推奨されています。

大きなものを洗うのって大変ですよね。

家族全員分もとなると、一回では済まない場合も出て来ると思います。

コインランドリーなどを上手く利用して、清潔に保つようにしましょう。

羽毛布団のコインランドリーでの洗濯失敗例と正しい丸洗い方法

学業、仕事、パート、育児、介護、等々で毎日が忙しいと、手間暇が掛かって緊急性のない「布団干し」や「布団の洗濯」は、ついつい後回し。

その結果、ダニやカビ、悪臭などに悩まされる事態に。

 

布団の宅配クリーニングは楽なんだろうけど、有料で数千円するし、家計の事を考えると贅沢に感じますね。

 

ですが、宅配クリーニングの利用には、大きなメリットがあるんですよ。

 

宅配クリーニング業者を利用する事は、企業における外部委託と同じこと。

外部委託とは、時間や労力が掛かる非効率な作業を専門業者に任せて、仕事を効率化させる手法です。

 

一年に一度、布団をクリーニングに出す事で、毎日忙しくても、布団の清潔レベルと快適な睡眠が保たれます。

 

また、布団の管理から開放される事で、時間と心に余裕も生まれます。

 

更に、自分でやると難しくて失敗しやすい、羽毛布団の洗濯失敗リスクも当然ありません。

 

その為の年間数千円の経費は、有意義な出費と言えます。

 

後は、布団の宅配クリーニングを、いかに賢く利用するか?ですね。

弊サイトでは特に『羽毛布団』に関して、宅配クリーニング業者のコスパを徹底比較しました。

 

その結果、羽毛布団の宅配クリーニングで最もコスパの良い業者は、クリーニングパンダでした。

クリーニングパンダ 公式HP

 

 

詳細な内容は、下の記事でご確認ください。

結局どこがお得なのか?が判ります。

宅配クリーニング16社で羽毛布団にとってのコスパを徹底比較

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